最近流行りの車中泊やバンライフ。
実際にやってみたいけど、『キャンピングカー』は値段が高すぎると思う人がほとんどです。
キャンピングカーに憧れていたけど、高くて手が出せない…
そんなとき、自作でキャンピングカーを作っている人や車中泊仕様にDIYしている人を発見しました。
DIYのほうが費用を安く抑えることができると思って、車中泊仕様にDIYしたよ!
自作してみたいけど素人だから不安という人が多いでしょう。
- DIYなんてしたことない…
- 車で旅するには、どういう車がいいのかわからない。
- 車中泊仕様の車について知りたい!
私たちも車中泊初心者で素人!
だけど、他の人のブログやYouTubeを見て勉強したよ!
今回は、車中泊で日本一周旅をしている私たち【かなかず夫婦】(@kanakazu_fufu)が『車中泊仕様にDIYした自作キャンピングカー』を紹介していきます。
何も知らない素人でも、最低限の設備があれば車中泊旅が可能です。
記事の内容
- 日本一周車旅について理解できる!
- 車中泊仕様の車についてわかる!
- 実際に日本一周している夫婦の本音が聞ける!
車中泊仕様や自作キャンピングカーについて不安や悩みがある人は、この記事を読めば解決します。
ぜひ参考にしてください!
合わせて読みたい記事
安全で快適な車中泊・車旅をするためには、事前に準備すべきことがあります。
失敗や後悔したくない人は、コチラの記事を参考にしてください▼
【自作キャンピングカー】自分たちで車中泊仕様にDIYした理由
私たちは、キャンピングカーではなく、普通車、いわゆるバンを車中泊仕様にDIYしました。
なぜ、キャンピングカーを選択しなかったのか…。
理由は単純、
『キャンピングカーの値段が高いから』
です。
設備は整っているけど、キャンピングカーは高いよ!
自分たち好みにしたい人や値段を抑えたい人はDIYがおすすめだね!
DIYが手間、快適に過ごしたいという人は、キャンピングカーのほうが合っていると思います。
自作キャンピングカーのメリット
- 値段を抑えることができる
- 自分好みにレイアウトできる
- 車の大きさを自由に選べる
キャンピングカーはすでに規格が決まっています。
オプションなどで、内装やレイアウトの変更も可能ですが、制限があります。
完全オリジナル、自分だけのキャンピングカーにするなら、自作するのが1番だよ!
【自作キャンピングカー】車中泊仕様にDIYした愛車『いすゞ COMO』を紹介!
車中泊仕様車のVANといえば、TOYOTAのハイエースが人気です。
最近では、日産のキャラバンNV350も人気があり、車中泊仕様にできる純正のベッドキットが出ています。
そんな中、なぜ私たちがいすゞのCOMOを選んだのかというと、他にいすゞのコモで車中泊している人、旅をしている人がいなかったからです。
他の人とは、違う車が良いという想いもあり、『いすゞ COMO』を選びました。
【車中泊仕様ベース車】いすゞのCOMOってどんな車?
COMO(コモ)は、日本車メーカーのいすゞ(ISUZU)自動車が販売しているワンボックスタイプの車です。
日産自動車で販売しているキャラバンのOEM車両になります。
ポイント
OEMとは「Original Equipment Manufacturer」の略称。
各メーカーにないラインナップの車種を他社メーカーから供給して販売することを示します。
名前が、『いすゞのCOMO』というだけで、車自体は日産のキャラバンと変わりありません。
僕らの愛車のCOMOちゃんは中古車だよ!
価格は、約65万円でした(諸経費除く)。
車検が残ってたからよかったよね!
私たちの愛車・COMOの基本情報を紹介します。
COMOの基本情報
- 年式:2006年式(平成18年)
- 走行距離:95,314km
- グレード:LDロング(日産自動車のキャラバンDXに相当)
- カラー:ホワイト
- 排気量:3,000cc
- ミッション:パートタイム4WD(2駆と4駆をスイッチ1つで切り替えできる)
- エンジン:ディーゼル
- 燃料:軽油(容量65ℓ)
- 乗車定員:3名
- ドア数:5ドア(両側手動)
- サイズ:全長4,690×全幅1,690×全高1,990mm
荷室長2,800×荷室幅1,545×荷室高1,350mm - ルーフタイプ:標準ルーフ
- フロアタイプ:低床
- ボディタイプ:ワンボックス
- 車両重量:1,910kg
この車の中古車価格は、2020年4月時点(私たちが実際購入したとき)で49〜180万円くらいでした。
相場内で購入できたよ!
100万円以内で購入できたのがよかった!
走行距離は10万kmが廃車の基準と考えている人が多いですが、ヨーロッパやアメリカでは、20万km走っている車も多く存在します。
中には50万km以上も走ってる車もあるんだって!
中古車購入のリスクはありますが、費用を抑えたい人にはおすすめです。
また、新車にDIYして傷をつけるのに抵抗があるという人は、中古車がもってこいです。
事故車や水没車には注意してください。
雪の降る地域では、下回りがサビている可能性があるので、下回りのチェックも忘れずにおこないましょう。
【自作キャンピングカー】いすゞのCOMOを車中泊仕様にDIY!
私たちは、2020年4月にいすゞのコモを中古で購入し、車中泊仕様にDIYしました。
DIYは初めてだったけど、道具と場所さえあれば誰でもDIYできるよ!
YouTubeとブログで情報収集したよ!
私たちは、早く車中泊旅に出たかったので、最小限のDIYだけにとどめました。
ポイント
DIYを最小限にとどめておくと、不満や気に入らないところを後で改修することができます。
ガッツリDIYすると、時間もお金も労力もかかります。
見映えや快適さには重視していません。
日本一周ができるよう、寝る場所の確保と収納スペースのみに重きを置いてDIYをしました。
注意点
車で365日、生活するとなると、荷物が多くなるため、収納スペースを重視する人が多いです。
週末だけ出かける場合は、内装重視でDIYしても良いかもしれません。
私たちは、ベッドを常設にし、ベッド下を全て収納スペースにしました。
詳しいDIY方法は、下記のブログをご覧ください▼
車内の内装をウッド調にしたり、オシャレな内装にしたり、憧れを抱いている人も多いでしょう。
海外でバンライフしている人たちの内装に憧れたよ!
しかし、おしゃれにすればするほど、DIYにお金と時間がかかってしまいます。
なので、私たちは最小限のDIYに抑え、その分の時間とお金を日本一周旅に充てることにしました。
最小限に抑えた車内の様子は、こちら▽
殺風景だけど、寝るところと収納さえあれば、なんとかなるよ!
2021年6月末にDIYし直したため、現在は上記のような内装ではありません。
断熱やデッドニングなどの処置も一応してあります。
天井についての記事はコチラ▼
床についての記事はコチラ▼
車体サイドの記事はコチラ▼
このように初心者でも、車中泊仕様にDIYすることができます。
工具と場所、やる気さえあれば、DIYできちゃうよ!
おしゃれな内装にするのであれば、時間やお金がかかるよ…
何に重きを置くのか、決めてからDIYするといいね!
海外のバンライフに憧れている人は、内装がおしゃれな自作キャンピングカーにDIYする人が多いです。
参考になる本
海外のVAN LIFE(バンライフ)を覗き見できるおすすめの本!
▷日本語版
車中泊やバンライフをしている旅人は、上記の本を持っている人、読んだことがある人がほとんどです。
おしゃれな内装もいいですが、自分がそこで生活できるかどうかが1番大切になります。
他の人に囚われず、自分の最善だと思う方法を選択しましょう!
【車中泊仕様】自作キャンピングカーの電気・水道設備は?
私たちのコモちゃんは車中泊仕様にDIYといっても、寝られるようにしただけです。
キャンピングカーのような電気・水道設備はありません。
電気設備について
私たちの車は、既存のキャンピングカーではなく、自作なので、家庭にあるようなコンセントはありません。
また、走行充電システムやサブバッテリーなどの電気設備もありません。
電力がどれだけ必要かわからないから、設備を整えなかったよ!
人によって必要な電力が異なります。自分が必要だと思う設備を取り付けましょう。
車中泊もDIYも素人だったので、
何に電気を使い
どれだけ電力を消費するのか
何もわかりませんでした。
電気に困ったら、設備を考えようと思っていたよ!
とりあえずは、最低限の電気・電力を確保するだけにしました。
取り入れた電気アイテム
- ポータブル電源/ポータブルバッテリー
- カーインバーター
- モバイル充電器
- ソーラーライト
私たちの生活で電気を使用する道具は、
- パソコン(MacBook2台)
- スマホ(iPhone2台)
- ポケットWi-Fi
- 撮影機材(一眼レフカメラ/GoPro/ドローン)
になります。
パソコン以外のアイテムは、消費電力が小さいので、中容量と呼ばれているサイズのポータブル電源を購入しました。
実際に使用しているポータブル電源はコチラの記事で紹介しています▼
ポータブル電源の容量が大きければ大きいほど、値段は高くなります。
容量が大きいほうが、生活は豊かになります。
夏だったら扇風機、冬だったら電気毛布が使えるから電気があると便利だよ!
容量が大きいと値段も高くなるので、能力や価格を考慮して選ぶ必要があります。
インバーターは、車に流れる電流を家庭用コンセントで使える電流に変換する機器です。
車のシガーソケットに繋げて利用することができます。
インバーターは、ポートが複数ついているものが便利!
カーインバーターを取り入れただけで、電気不足も解消されます。
様々なタイプがありますが、正弦波のタイプを選びましょう!
修正正弦波や矩形波は、故障の原因になります。
電気を使うのは、スマホくらいという方は、モバイルバッテリーがあれば十分です。
モバイルバッテリーにも、容量が大きいものから小さいものまで様々です。
私たちはスマホのフル充電が5回できるモバイルバッテリーを使っているよ!
モバイルバッテリーには、充電機能だけではなく、ライト付きで防災グッズにもなるタイプのものもあります。
車内のライトは、電気を消費しなくてもいいように、ソーラー充電のものを使用しています。
車外でもランタンとして使用できるように、3wayタイプのライトです。
充電もできるので、防災対策にもうってつけです!
水道設備について
日本一周旅に出てしまうと汚水の処理が大変なので、水道設備は付けませんでした。
食器洗いをしなくて済むよう、調理には工夫が必要です。
ラップや除菌シートを駆使すれば、洗い物が出ないよ!
食器が汚れたときは、キャンプ場でまとめて洗っているよ!
飲料水は、湧水を汲んだり、スーパーで水を汲んだりしています。
日本は湧水が豊富です。
ウォータータンクやペットボトルがあれば、湧水をたくさん汲めます。
湧水は、常温で何日も置くと、腐るので注意してくださいね。
ポイント
スーパーでは、専用のボトルを買うと、無料で水を組むことができます。
水を汲めるスーパーが日本全国にあります。
*専用のボトルは、スーパーごとに違うのが難点です。
なるべく、無料で水を確保していますが、どうしても手に入らないときは、スーパーで購入しています。
旅中に水を確保する方法
日本一周車中泊旅で、水を確保する方法を紹介しています。
【車中泊仕様】自作キャンピングカーのキッチンは?
車中泊やバンライフでは、郷土料理を楽しむのも醍醐味です。
ただ、毎回外食では飽きてしまいます。
私たちは、旅をしながら自炊もしています。
水道設備がなくても、工夫をすれば、車内で調理ができるよ!
車内で自炊するコツは、『いかに汚さずに調理するか』です!
食器にはサランラップを、フライパンにはアルミホイルを被せれば、汚さずに調理することができます。
水分はキッチンペーパーで拭き取り、最後に除菌シートで拭き取れば、洗い物が出ません。
洗い物は出ないけど、ゴミが出るのが難点…!
あとは、カセットコンロを用意すれば、料理ができます。
カセットコンロは、小型のものがおすすめです。
私たちは、イワタニの薄型のカセットコンロを利用しています▼
気になる方は、下記からチェックしてみてくださいね♪
上記の方法で、自作キャンピングカー内で自炊して、生活しています。
【自作キャンピングカー】車中泊・バンライフをするには…
車中泊・バンライフは、車があれば、誰でもできます。
既存のキャンピングカーでの旅も素敵ですが、自分好みにDIYした方が、生活しやすいです。
素人でもDIYして自作のキャンピングカーを作成している人がたくさんいるよ!
車中泊・バンライフに興味のある人は、DIYしてみてはいかがですか?
自作キャンピングカーで居心地の良い車中泊・バンライフを送ってくださいね♪
バンライフの始め方がわからないという人には下記の記事がおすすめです▼
バンライフの始め方がまとめてあります。
この記事を読めば、誰でもバンライフを始めることができます。