私たち「かなかず夫婦」は、2020年6月より、自作のキャンピングカーで日本一周車中泊旅をしています。
そんな私たちの、バンの収納を紹介します。
こんな人におすすめ
- 自作キャンピングカーに興味がある!
- 車中泊してみたい!
- バンの収納ってどんな感じ?

今回は、車内の収納スペースを紹介!
収納のコツも合わせて紹介するね!

これから、自作キャンピングカーで旅をしようと思っている人、すでにしている人も、参考にしてみてください♪
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はじめての車中泊旅・バンライフでは、不安なことが多いでしょう。
安全に快適に旅をするために、事前にすべきことをまとめました!
事前にすべきことを抑えて、安心で快適な車中泊旅・バンライフを送ってくださいね♪
【自作キャンピングカー】車中泊仕様のバンの荷室を紹介!

これが私たちのおうち、いすゞのコモになります。

4ナンバーなので、荷室は広々しています。
このなにも積んでいない空間から、荷物を入れると…

こうなります!
ぱっと見、荷物は少なそうに見えますが、荷物を並べてみるとこんな感じです!

荷物はたったこれだけ!
約3畳用のカーペットに全て収まってしまいます。
載せている荷物の詳細は、ブログにまとめてあります▼
それでは、どのようにして車内に収納しているか、解説していきます!
【自作キャンピングカー】車中泊仕様のバンの収納方法を解説!
車内という限られたスペースをうまく活用しながら、生活しています。
収納スペースは、大きく分けると2箇所あります。
自作のベッドキットの下と食器棚です。
【収納スペース】自作のベッドキット

後ろから見るとこんな感じです!
このベッドキットは、下の部分が全て収納スペースになっています。
超簡易的に区切っているだけなので、かなり多くの荷物の載せることが出来ます!

室内から全ての収納スペースにアクセスすることが可能だよ。
上に載せている板を取り外すのはちょっと手間ですが、慣れてしまえばなんの問題もありません。

このベッド収納は、夫婦2人でDIYしたものです。
詳しく知りたい方は、コチラを参考にしてみてください▼
【収納スペース】食器棚

2つ目の収納スペースは、食器棚です。

マンションで使用していたものを再利用しました!
正直なところ、食器棚をそのまま車に載せている人はあまりいません。
ニトリのレンジ台(フォルムN RE9090 WH)という商品になります。
サイズは、幅90×奥行40×高さ89cmで、重量は約30kgです。
意外に重いんだね…。

食器棚には、主にキッチン用品や食材を収納しています。

上の収納部分(本来であれば、炊飯器をおくところ)には、よく使用するガスコンロやフライパン、調味料などを収納しています。
下の扉部分には、鍋や食器、あまり使用しない調味料や予備の日用品を収納しています。

横の扉部分には、日用品や化粧道具などよく利用するものを入れています。

元からあるものを再利用するのは、エコだし、節約にもなるよ!
DIYの時間短縮にもなったよ!
車内の振動や揺れに対しては弱いから、少しだけ補強したよ。


家にあった網と留め具で簡単には、開かないようにしました。

網にはフックをつけて、見える収納としても活用しているよ!
こんなちっぽけなDIYですが、よっぽどのことがない限りは開きません。
というか、開いたことがないです。
閉め忘れたときの山道+急カーブは大惨事だった…!

食器棚の下には、滑り止めマットを敷きました。

100円ショップの滑り止めマットを敷いているだけですが、倒れるようなこともありません。
食器棚の裏側にもDIYしているので、興味ある方はこちらも覗いてみてください!
【自作キャンピングカー】荷物の収納時に気を付けるポイント&コツ
限られた車内に荷物を収納する際に、気を付けるポイント&コツが全部で5つあります。
車内収納のコツ
- 使用頻度によって、収納する場所を決める!
- 磁石やS字フックを利用して、見える収納として利用する
- 車中泊で使いやすいものを選んで載せる
- コンパクトに収納できる物を買う
- モノを持ちすぎない
収納のポイントとコツをわかりやすく解説していきます。
収納のコツ①収納する場所を決める

バンライフだろうが、車中泊だろうが、家となんら変わりはありません。
ただ、収納するスペースは限られているので、どこになにをどの順番で収納するかが大切になってきます。
自分自身の生活をイメージしてみましょう。
1日の中で、毎日やる事はなんですか?
生活の流れがわかれば、使用頻度の高いものが分かります。

それがわかったらもう簡単!
よく使うものを手前に、あまり使わないものは奥に収納していくだけです。

収納ボックスやカゴなどを利用する事で、取り出しやすくしておくと便利です。
収納のコツ②見える収納として利用する

私たちは、すぐ取り出したいものは、上記のようにして吊るしています!
こうすれば、通気性も良くなり、湿気対策にもなるよ!

ここで活躍するのが「S字フック」

フックをかける場所って探してみると意外とあるよ!
4ナンバーの商用車の場合は、運転席と荷室が仕切られている必要があるので、座席の後ろにこういった仕切り棒がある場合が多いです。

ここならS字フックをいくらでもかけられます!
ただし、注意することが1つあります。
それは、運転中に動いてしまうリスクがある、ということです。
かけ過ぎはNG!
落ちてもも大丈夫なものを引っ掛けるといいよ!

フック付き磁石もおすすめです。

私たちがバンライフをしているいすゞのコモの車内は、むき出している部分がほとんど金属です。
そのおかげで、どこにでも磁石を付けることができます!
車によっては、金属部分が少なく、磁石が使用できない場合もあります。
車と磁石は相性が非常に良いので、持っておいて損はない車中泊アイテムの1つです。
収納のコツ③使いやすいものを選んで載せる

ここで言う車中泊で使いやすいものというのは、「速乾」「使い捨て」などという意味です。
普段の生活でも同じだと思うのですが、車中泊生活での雨や濡れたものの処理は非常に苦労します。
速乾性が高いものは、車中泊で重宝します。
例えば
速乾性のもの
- お風呂のタオル
- 普段着
- パジャマ
布系は速乾性のある商品を選ぶようにしましょう。

服もナイロン系が乾きやすいよ!
車中泊では、毎日洗濯して乾かすのは、大変です。
綿素材のタオルでは乾きにくいです。
生乾きで車内に置いていると臭くなります。
普段着も、スポーツウェアみたいにすぐ乾いてシワになりにくいものがおすすめです!
理由は先ほどのタオルと同様です。
生乾きの洗濯物ほど、イヤな臭いのものはないので買い換える余裕がある人はそちらを選びましょう。

使い捨ての代表格は、食器類です。
割り箸やフォーク、スプーン、お皿などは100円ショップでも売られているのでコスパもグッド!
車内に水道設備がない人は、場所を選ばないと洗い物ができないので特に重宝します!
そのほかに、服選びが重要です。
使い捨てという言い方だと語弊があるかもしれません。

汚れても、ダメになっても、未練なく捨てられる服を持っていくといいよ。
高級なものは、一度買えば長持ちしますが、正直バンライフではあまり出番がありません。
動きやすい・汚れてもそんなに気にしない服の方が出番は多いです!
おしゃれを楽しみたい人は、別だよ!

私たち夫婦の普段着は、ユニクロやGU、ワークマンがほとんど。
ユニクロやGUはシンプルな服が多いので着回しやすく、ワークマンは安いのに丈夫で長持ちするものが多いです。
どれも、デザインが豊富なので、おしゃれを楽しむこともできます。
ユニクロ・GU・ワークマンの組み合わせで服のレパートリーは十分です。
最近では、WORKMAN Plusという、よりオシャレに特化したブランドまで出てきています。
収納のコツ④コンパクトになる物を選ぶ

食器や調理器具は、コンパクトになるものを選びましょう。
ティファールはみなさんご存知ではないでしょうか?
普段あまり気にかけていないだけで、意外とこんなものまでコンパクトに!!っていう商品も多いです。

私たち夫婦が好きなのは、アウトドアショップです!
特にキャンプギアは、コンパクトに収納できたり取り外せるものが多いなと感じます。
コンパクトになるだけで、狭い車内のスペースを有効活用することができるので便利です。
ただ、その分割高なものも多くて…。


そういう時は100円ショップに行ってみると、アイデア商品として置いてあったりするから面白いよ!
100円ショップとアウトドアショップで大抵なものは揃うかもしれません。
収納のコツ⑤ミニマリストになる

バンライフ=ミニマリスト
ではないでしょうか。
バンライフや車中泊をするという事は、自分たちの必要なモノを持って旅ができる、ということでもあります。

初めは、とりあえず必要そうなものを全部車に積んでみるといいよ!
バンライフをしているうちに、「持っているけど使わない」というものが必ず出てくるよ。

不必要になったものは、家に置いてきても良し、メルカリなどで売っても良し、手元から処分しましょう。
車内を掃除するタイミングで吟味すると、整理も出来て一石二鳥です!
また、何かモノを買うときに
「本当にコレは必要か?」
「もっと便利なものはないか?」
と吟味することも大切です。
「あれば便利だから」という物はほぼ使いません。
本当に使うものだけを購入しましょう!
整理整頓を身につけるだけで、勝手にミニマリストになっていきますよ!
【自作キャンピングカー】収納の方法は無限大!
今回は、車内という限られた場所でどんな物を、どこにどうやって収納するのかについて紹介しました。
車の大きさはそれぞれですし、必要な荷物も年齢や性別、人数によって変わってきます。
それでも、基本的な考え方は上記でお伝えしたことが全てかなと思います。

収納がうまくいかないと、やっぱり車内が狭く窮屈に感じるよ!
工夫することでどんどんQOL(生活の質)が向上していきます。
より快適な車中泊をするために、掃除と収納をしっかりしましょう!