今回は、取り外し可能な拡張テーブルの作り方を紹介します。
車中泊仕様にDIYしようと考えている人、自作キャンピングカーを作成している人におすすめの記事です。
こんな人におすすめ
- 車内にテーブルを取り付けたい!
- 机が欲しいけど邪魔にならないようにするには、どうすればいいの?
- 車中泊仕様にDIYしたいけど、どうすればいいのかわからない…
車中泊仕様にDIYといっても、車内の内装は、人によってさまざまです。
どんな環境が、自分にとって生活しやすい空間なのかはわかりません。
テーブルがあると、便利だけど…。
車内のスペースが狭くなるよね…。
取り外しのできるテーブルを作ればいいんだよ!
車内のスペースを確保したい人に、取り外し可能な拡張テーブルがおすすめです。
今回は、車中泊仕様に車をDIYしている私たち【かなかず夫婦】(@kanakazu_fufu)が『取り外し可能な拡張テーブルの作成方法』を紹介します。
記事の内容
- 使用するアイテム
- 拡張テーブルの作り方
- テーブルについての注意事項
必要なときにはスペースを拡大でき、使わないときはしまっておけるテーブルはとても便利です。
この記事を読んで、自分にとって快適な車中泊環境を作ってくださいね♪
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【自作キャンピングカー】車中泊仕様にDIY!拡張テーブルの完成図を紹介!
早速、完成品をご覧ください。
私たちは、外で使えるように拡張テーブルを外側に設置しました。
使わないときは、下のスペースにしまっておくことができます。
作り方は簡単で、作業は10分程度です。
費用は
税込440円
と格安です。
注意点
費用は、テーブルを拡張するために使用した材料だけの値段です。
テーブルの板の部分は、費用に含まれていません。
では、作り方を紹介します。
【自作キャンピングカー】拡張テーブルに使用したアイテム!【車中泊DIY】
拡張テーブルには、次のアイテムを使用します。
使用するアイテム
- 壁面用棚受支柱 2本
- 壁面用棚受 2枚
- テーブルに使用する板材
- 工具:ドライバーやキリなど
拡張に使用する壁面用棚受と支柱は『ダイソーDAISO』で購入できます。
費用は、440円です。
板材を購入するとなると費用はもう少しかかりますが、この方法が断然安いです。
テーブル部分になる板材は、ホームセンターなどで用意しよう!
支柱の方には、取り付けネジが元々2本ついているため、ネジを購入しなくて済みます。
ネジ穴は3つあったため、私たちは自分たちの持っていたネジを使い、強度を上げました。
ポイント
強度を上げるためには、ネジ穴全てをネジで止めることをおすすめします。
ネジ穴には、大きさがあるので、サイズを間違えないように注意してくださいね。
【自作キャンピングカー】拡張テーブルの取り付け方を紹介!【車中泊仕様にDIY】
拡張テーブルを取り付ける方法を紹介します。
取り付け方は簡単!
10分でできちゃうよ!
取り付け手順
- 支柱を取り付ける
- 壁面用棚受の設置
- 板材を棚受のサイズにカット&加工
手順を詳しく解説していきます。
【拡張テーブルDIY】手順①支柱を取り付ける
まず、取り付ける場所を決めます。
土台がしっかりしているところに取り付けます。
注意点
木製でなければ、簡単に取り付けることができません。
木製以外の場所に取り付ける場合は、専用のネジや工具が必要になります。
支柱を取り付ける位置、ネジの位置にマークをします。
マークをつけた場所に下穴を開けます。
ポイント
下穴は必ず開けましょう。
柱にひび割れが生じたり、ネジがねじ切れる場合があります。
支柱をセットし、ネジで固定します。
ネジ穴は3つあるのですが、商品には2つしかついていません。
強度を上げるために、3つのネジで固定したよ!
実際に支柱を取り付けた様子は、下記の写真を参照してください。
これで、支柱の取り付けは完了!
【拡張テーブルDIY】手順②壁面用棚受の設置
取り付けた支柱に壁面用棚受を設置します。
設置方法は、棚受から2つ出でいる鉤爪の部分を支柱のフック穴に挿し込むだけです。
奥まで挿し込んだら、下に押してはめ込みます。
はまらない場合は、ハンマーなどで上から叩くといいよ。
棚受をはめた状態は、こちら▽
これで、設置完了です!
フック穴がたくさんあるので、好きな高さに調整可能です。
ポイント
ねじ穴のすぐ上のフック穴は、避けて挿し込みましょう。
ネジがあるため、そこに設置することはできません。
【拡張テーブルDIY】手順③板材を棚受のサイズにカット&加工する
棚受のサイズに合わせて、板材をカットしていきます。
棚受には台が落ちないよう出っ張っている部分があります。
出っ張りにはまるように、板材をカットすればOKだよ!
ただ、これでは前後の動きに対してストッパーになっているだけで、左右の動きは制限されていません。
僕たちは、棚受の出っ張りより大きく板材をカット!
全方向の動きが制限できるように、板材に棚受の出っ張りがはまるよう錐で穴を開けました。
こんな感じです。
すると、窪みに出っ張りがぴったりはまります。
こうすれば、前後左右どの動きに対しても制限がかかり、ズレなくなります!
【拡張テーブルDIY】乗せる重量に注意しよう!
商品取り扱いに耐荷重量の記載があります。
棚受2個使用時(2個で1セット)、約8kgとなっています。
注意点
耐荷重量は測定値であり、保証値ではありません。
『絶対8kgまで乗せられる』という保証はありません。
測定したときは8kgまで大丈夫だったということです。
支柱を取り付ける壁の強さによっても耐荷重は変わります。
装着するもの自体の強度が弱ければ、固定される力も弱いので全体的に強度は落ちてしまいます。
MAX8kgまで乗せられると思わない方がいいよ!
乗せすぎ注意!
私たちは外用のキッチンとして使用するので、カセットコンロや食材を切る際に使用する予定です。
*追記:カセットコンロを乗せたり、調理してみましたが大丈夫でした。
ポイント
出かけた先で棚受に乗せすぎて壊れてしまっては大変なので、作成時に何kgまで乗るか試しておくことをオススメします。
試したからといっても、乗せすぎだけは注意してくださいね!
今回、私たちは屋外側に設置しましたが、車内にも設置可能です。
自分の好みの場所に設置してみてください。
拡張テーブルで火を使われる方へ
拡張テーブルで火を使う際は、レンジガードを使用しましょう。
そのまま拡張テーブルで火を使うと、土台が黒こげになってしまいます。
100均で、1口コンロ用も売っているのでお手軽です。
側面もあるレンジガードなら風除けにもなるのでオススメ!
【自作キャンピングカー】取り外し可能な拡張テーブルは車中泊仕様車におすすめ!
後部座席に開閉できる窓がない車にとって、外で調理できることは魅力的です。
車内で調理すると、においや熱気が充満…。
今回のように、屋外側に拡張テーブルが設置できれば、外で調理が可能です。
注意点
場所によっては、屋外で火気の使用ができないところもあります。
屋外で火気を使用する場合には、注意してくださいね。
屋外で調理できれば、換気の心配はありません。
キャンプのときに、活躍します。
屋内でも、設置場所によっては、空間を有意義に使用できるよ!