こんにちは。かなかず(@kanakazu_fufu)夫婦です。
今回は車の中のベッド兼収納スペースを作ったので、その様子を紹介します。
【ベッド収納スペース】完成図はこちら!
まずは完成図をご覧ください!


後ろから見て右側はタイヤハウスになっています。
3つBOXがあると思いきや、中は全て繋がっています。
強度のことを考え、前部分に大きめの独立した収納BOXも作成。
左側は大きな収納スペースになるよう平均台を2つにしました。

タイヤハウス

前方の収納BOX

平均台
ベッドの大きさは約縦180cm横150cmになります。
2人で使用するには十分な大きさです。
インターネットショップなどではベッドキットを販売していますが、高価な物が多いです。
検索してみると純正品は4〜6万円くらいですね。
もっと高いのもありました!
私たちは約20,000円でベッド兼収納スペースを作りました。
ある細工をして、5,000円ほど高くなりましたが、できたものに満足しています。
細工についての紹介はこの記事の後半でしますね♪
それでは作り方を紹介します♪
【ベッド収納DIY】使った材料・道具を紹介!
私たちが使った材料はこちら!
・ツーバイツー(2×2)材 縦38mm×横38mm高さ1820mm
・ツーバイフォー(2×4)材 縦38mm×横89mm×高さ1820mm
・針葉樹合板 縦1820mm×横910mm×厚さ9mm
・ラワンベニヤ 縦1830mm×横920mm×厚さ2.5mm
・木材取り付け用ネジ
・ステンレス木ネジ
・ステー 金折れ 60mm
・折れ脚金具
・木工用速乾ボンド
・ペンキ:アサヒペン 水様多用途カラー こげ茶
2×2材や2×4材は収納ボックスや土台の脚に使用しました。
簡単に加工できます。
ホームセンターではワンカット40〜50円でした。
針葉樹合板はベッドの天板として使用。
ベッド下収納のため持ち上げやすい重さと強度を考え、9mmを選びました。
厚さはいろいろあるので、自分の用途にあった厚さを選びましょう。
ベニヤ板はタイヤハウスや収納BOXの側面に使用。
側面に板を貼らないと、中が丸見えになっちゃいます。
重量を考え、2.5mmの薄めの板を選びました。
ネジが届かないところはステーを使い、固定しました。
木材を取り付け用のネジとステーを取り付ける用の木ネジをそれぞれ購入。
ステー用の木ネジは直径に注意!
サイズが合わないと、穴にはまりません。
折れ脚金具は自分で折りたたみのテーブルや椅子を作成できます。
天板に細工をするために購入!
木と木を仮留めする際に、速乾性の木工用ボンドを使いました。
何かとあると便利です。
カットした木材を好きな色に変えるためにペンキも買いました。
材料は大体ホームセンターで購入できます。
折れ脚金具は気に入ったものがなく、Amazonで購入しました。
次は手順を紹介します。
【ベッド収納DIY工程①】まずは木材をカットしよう!
使用する木材(2×2/2×4材)を全てカットしていきます。
素人では真っ直ぐ切るのは難しいため、購入したときにホームセンターでカットしてもらうことをおすすめします。
私たちは何事も経験!という考えのため自分たちで線を引き、カットしました。
工具は弓のこやノコギリ、ジグソー(電動ノコギリ:曲線を切るのに優れてる)を使用しました。
真っ直ぐかどうかはL字物差し【曲尺】をあてて確認しました。
曲尺もあると便利です!
カットしたら、木材の端に何cmか、どこに使用するか印を付けておくと、組み立てるときに楽です。
【ベッド収納DIY工程②】ヤスリがけをしよう!
カットした後は、端がささくれます。
そこで怪我をしやすいため、カットした部分にヤスリがけをしていきます。
私たちは2種類のヤスリを使用しました。


目の荒いの方でざっとケバケバを取る。
目の細かい方で、断面を滑らかにする。
そうすると、触り心地も良く、怪我をしません!
【ベッド収納DIY工程③】木材を好きなカラーにチェンジ!
カットした木材にペンキで色を塗ります。
水で薄めて使いました。
私たちが購入したペンキは水で薄めてOKなものでした。
ペイント薄め液を使用しないといけない物もあるので、購入の際はちゃんとチェックしましょう!
ホームセンターにはたくさんの種類のペンキがあり、迷っちゃいました。
【ベッド収納DIY工程④】組み立てる前の下準備!下穴をあけよう
ネジを打つ前に下穴をあけます。
下穴をあけないと、ネジが曲がって入ってしまいます。
素人の人ほど、下穴はしっかりあけましょう。
ネジを打ち込むには電動ドライバーが便利!
普通のドライバーでは手が疲れてしまうし、時間もかかってしまいます。
あまり使わないし、購入するのはちょっと…
って方は木材を購入したホームセンターで借りましょう。
工作室など、木材を購入すると借りれたりします。
有料のところもあるため確認してから利用してくださいね。
【ベッド収納DIY工程⑤】タイヤハウスを組み立てよう!
右側だけタイヤハウスを作りました。
強度upのためです。
手順①基礎となる枠作り
四角い枠を2×4材を使って作ります。
2ヶ所をネジで留めましょう。
2×2材は幅が2×4材の1/2以下なので1ヶ所で十分です。
2つの天板を乗せる部分は、全て2×4材を使うよう設計しました。
天板を乗せる部分が小さいと、板がたゆみ強度も下がってしまいます。
2×4材を使った枠組みをタイヤの前後にくるよう2つ作ります。
手順②奥行きを作る
2×2材で奥行きを出します。
枠組みの4つ角に垂直に2×2材を取り付けます。
ネジが届かないので、ここはステーを使います。
こんな感じで4ヶ所取り付ける。

これを枠組み2つともに行います。
手順③間に柱を入れる
奥行きを出した木材が浮いている状態。
この間に柱となるよう2×2材を挟み、ネジで留めます。
もうひとつの枠組みも同様にネジで留める。
すると乗っても大丈夫な強度に!
上からみるとコの字型になっています。

前部分

後ろ部分
手順④2つの枠組みを繋げる/脚をつける
できたコの字型の2つを繋げます。
2×2材側は2×2材で繋げ、ネジで留める。
2×4材側は2×4材で繋げますが、ネジが届かないのでステーで留めます。
2×4材の方は荷重がかかるため、2×4材を使って足を2つ追加しました。
こんな感じです。

真ん中部分

脚を2つ追加
手順⑤側面を塞ぐ
このままでは中が丸見えなので、側面をベニヤ板で塞ぎます。
塞ぐだけなので薄くて軽いベニヤ板を使いました。
前後と左側だけ塞ぐ。
右側は車内の壁ということで塞がず。
これでタイヤハウスの完成です。
3つBOXがあると思いきや、中で繋がっています。
これなら、なんでも入れられそうです!
【ベッド収納DIY工程⑥】収納BOXを作ろう1
続いて、前方部分の収納BOXを作ります!
手順①枠組みを作る
タイヤハウスの手順1と同じように枠組みを作る。
収納BOXでは四角い枠組みを2つ作ります。
2×2材と2×4材を使い、それぞれ1つずつ枠組みを作成。
手順②枠組みを繋げる
①で作った枠組みを2×2材/2×4材で繋げます。
ネジとステーで留める。
ネジが届くところはネジで留めます。
届かないところはステーを!
2×2材が3本、2×4材を1本使用。
繋げるとこんな感じになります。

なぜ1本だけ2×4材なのかというと、2つの天板が乗る境目だからです。
ちなみに境目は左側に来るため左側の上を2×4材で繋げました。
手順③前方の側面を塞ぐ
荷物が見えてしまうため前側の側面をベニヤ板で塞ぎます。
ちなみに2×4材で作った枠組み側が後方になります。
後方側に天板の境目がくるからです。
これで収納BOXの完成です♪
【ベッド収納DIY工程⑦】平均台を作ろう!
大きな収納スペースを確保するため左側は平均台のみで天板を支えています。
平均台はこちら!

これを2つ作りました。
収納BOXがあるため、1つは短めです。
平均台は全て2×4材を使用しました。
手順①脚を作る
強度に不安がある。
けど、スペースを広く保ちたい!
ということで、2×4材を2つくっつけて作りました。
ボンドで仮留めしてから、ネジでくっつけました。
なかなか太い脚ができた!
手順②台を乗っける
2つの脚に台を取り付けます。
1つの脚につき、ネジで2ヶ所留めるとしっかり固定されます。
台は1本は180cmとベッドの縦Maxに作り、もうひとつは収納BOXとぶつかるため110cmで作成。
これで左側は完成!
この部分が一番作るの楽でした。
【ベッド収納DIY工程⑧】ベッドになる天板の作成!
収納スペースの蓋兼ベッドの天板を作っていきます。
完成品がこちら!

色を塗る前

穴の部分
合板に下書きをし、カットするだけ!
断面のヤスリがけを忘れずに。
収納スペースにアクセスしやすいよう、天板に穴をあけました。
穴を開けると、天板を持ち上げやすくなります。
【おまけ:細工DIY】ベッドの天板が机と椅子に早変わり!
天板を外に出して机や椅子になるよう細工しました。
机は車中でも使用でき、掘りごたつ風に早変わり!
完成図がこちら♪

屋外仕様

車内仕様
中でも外でも使えて一石二鳥!
脚は折れ脚金具を使用しているため折りたたみが可能に!
そのため、ちゃんと収納スペースも確保できています。
最後に
DIY初心者でもなんとかベッド兼収納スペースを作ることができました。
水平に保つことや、木材を真っ直ぐ切ることが難しかったです。
身の回りにあるものが、どれだけ正確に作られているのかを実感しました。
傾いている机なんてありません。
脚の長さが違う椅子なんてありません。
物を作っている方々に感謝です!

最後までご覧いただき、
ありがとうございました。
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