車中心の生活を送る車中泊旅やバンライフ。
生きていくために欠かせない『飲み水』はどうしているのか、水を確保する方法を知りたいという人が多いです。
- 飲水はどうしてるの?
- 家みたいに蛇口をひねればいいわけじゃないから大変そう…
- 飲水は毎回買わないといけないのかな?
日本を旅する場合は、飲水の確保は簡単だよ!
ジュースやコーヒーにお金を払うのはいいけど、水にお金をかけたくないという人もいるでしょう。
タダで水を確保する方法もあるよ!
今回は、実際に日本一周車中泊旅をしている私たち【かなかず夫婦】(@kanakazu_fufu)が『車中泊やバンライフで水を確保する方法』を紹介します。
記事の内容
- 『水』の大切さ
- 旅中に水を確保する方法
- 飲水を作成するアイテム
水を確保する方法は、タダで手に入れる方法からお金がかかる方法までさまざまです。
自分に合った方法を選択してくださいね。
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はじめての車中泊旅・バンライフでは、不安なことが多いでしょう。
安全に快適に旅をするために、事前にすべきことをまとめました!
事前にすべきことを抑えて、安心で快適な車中泊旅・バンライフを送ってくださいね♪
車中泊旅だけではない生きるためには『水』が大事
私たちの身体は『なに』でできているのか、あなたは知っていますか?
僕たちの身体は、主に『水』でできています!
成人の場合、身体の55〜60%は水分が占めています。
生きていくためには水が欠かせません!
もちろん、バンライフをしている時もこれは変わりません。
では、1日にどれくらい水を飲めば良いか知っていますか?
明確な定義はありませんが、一人当たり1日2〜3リットル必要と言われています。
私たちは夫婦でバンライフを送っているので、1日あたり最低でも4リットルは必要ということになります。
4リットルというと、大した量ではなさそうですよね?
それが、車で生活していると、家のような水道は設置されていないので、どこかで確保しなければなりません。
水を確保する方法について、いろいろな手段があります!
これから紹介する方法は、水道料金を抑えたい人にもおすすめです。
車中泊で水を確保する方法【5選】
日本では水道設備がなくても、水を確保することができます。
車中泊旅を始めて、水に困ったことはないよ!
水を確保するには、さまざまな方法があると思いますが、今回は5つの方法を紹介していきます。
飲水を確保する方法
- 無料給水サービス
- 湧水
- 水を購入する
- 公園で汲む
- 浄水器を使う
これから、私たちがよく利用する水確保の方法を順番に紹介します。
車中泊旅で水を確保する方法①無料給水サービス
スーパーやドラックストアなどでよく給水機を見かけませんか?
最近では、無印良品でも見かけるね!
利用するスーパーにもよりますが、こういった給水機は、そのお店専用のカードを作成すれば使用できます。
カードを作成しなくても専用ペットボトルを購入すれば使用できる場合もあります。また、どちらも必要ない場合もあるので、利用するスーパーなどで確認してみてください。
私たちがよく利用する無料給水サービスは、「AEON(イオン)」です。
よくAEON(イオン)で買い物される方は、ご存知かもしれませんが、イオンでは水がタダで汲めるんです!
しかも、
1日4リットル!
旅をするまで全く利用したことなかった…!
買い物ついでに水も汲めるってめちゃくちゃお得じゃないですか?
利用方法にはいくつか注意点があります。
注意点
- 無料の給水サービスを利用するためには、WAON(イオンの専用カード)かイオンカード(クレジットカード)を持っている必要がある。
- サービスカウンターで、専用ボトルを購入する必要がある。
- 日にもらえる量は、1カードに付き2本分(4リットル)まで。
いろいろ決まりはありますが、買い物ついでに飲水を確保できるので、この方法が1番利用しやすいです。
WAONカードは
- 年会費無料
- 発行手数料は300円
です。
カード作成に300円かかるだけで、水は無料で汲めます!
ポイント
2人いれば、カードを2枚作成できます。
つまり、夫婦で1日8リットルまで水を汲むことができます。
AEON(イオン)で水を汲むには、専用ボトルが必要ですが、毎回水を購入するより安く済みます。
イオンは全国区で、店舗数は689店!
平均すると、各県に約15軒ある計算に!
水を定期的に買い物のついでに手に入るので、効率良く水を確保することができます。
家で暮らしている場合でも、給水サービスを利用すれば、水道料金が安くなるのでおすすめです。
イオンは福井県にありません。(2020年8月時点)
イオンだけでなく、他のスーパーやドラッグストアでも給水サービスがあります。
給水方法や回数制限、専用カードや専用ペットボトルの制限など、ルールはお店ごとに異なります。
利用方法などを詳しく調べてから、利用しやすいお店を選んでね!
私たちは、給水サービスで2日に1回は給水するようにしています。
食材の買い出しもこれくらいの頻度なのでちょうど良いです。
イオンの給水サービスは休止中です。(店舗によっては利用できる場合あり)
私たちは、イオン系列のマックスバリュと併用して、給水サービスを利用。
ひとつのスーパーでは、給水サービスを利用できないときに困ります。
なので、いくつか給水サービスを利用するスーパーを決めておくといいですよ。
車中泊旅で水を確保する方法②湧き水
みなさんは「湧水」って飲んだことありますか?
日本では、さまざまな都道府県で湧水を汲むことができます。
湧水って何リットルも汲めるから、めちゃくちゃ助かるよ!
どこで汲めるのかわからない方はこちらを参考にしてください!
場所がわかればもう大丈夫!
あとは、なんでも良いので容器を持って汲みに行くだけ。
オススメの容器は、先ほど紹介した「イオンの給水ボトル」
飲み口が広いので、給水がしやすいです。
新たにボトルやウォータージャグを購入する必要がないので、私たちは「イオンの給水ボトル」を兼用しています。
この2つの方法で生活をしていると、月にかかる水道料金は0円です!
ポイント
イオン給水サービスの場合、初回のカード発行料とペットボトル購入代しかお金はかかりません。
湧水はほぼ無料で汲めます。(たまに募金や清掃協力金を支払う場所もあります)
湧水を利用すれば、各地でおいしい水が飲めます!
旅の醍醐味といっても過言ではありません。
湧水で、毎朝コーヒーや紅茶を飲んだら...
もうそれだけで、バンライフ最高になります!!
ただし、湧き水を手に入れるのが困難な地域もあったりするので、湧き水だけでの生活は困難かもしれません。
注意点
湧水は生水で浄水処理がされていません。
保存方法によっては、すぐに腐ってしまうこともあります。
また、煮沸を推奨している湧水もあるので、利用する際は自己責任でお願いします。
車中泊旅で水を確保する方法③スーパーやコンビニで購入する
給水サービスを利用できるスーパーや湧水スポットがないときは、水を購入するしかありません。
無料で水を手に入れる方法を知っていると、購入するのは抵抗があるよ…
ですが、1番楽に水を確保できるのはこの方法です。
コンビニやスーパー、ドラッグストアなどはどこに行ってもありますからね!
お金さえあれば、水が手に入ります。
また、販売されている水は、イオンの無料給水や湧水と違って、長期間の保存が可能です。
非常時の水として、車内に1本常備しておくことをおすすめします。
購入する場合は、ドラッグストアやスーパーを選びましょう。
コンビニストアよりも、安く購入することができます。
だいたい2リットルで50〜80円だよ!
車中泊旅で水を確保する方法④公園で汲む
こちらの方法は無料ですが、私たちはまだやったことがありません。
完全に見かけただけです。
確かに無料で手に入りますが、ちょっと抵抗感があって・・・。
そもそも、公園などの公共施設で大量に水を汲む行為が禁止されている場所もあります。
張り紙などで警告している場合があるので、利用する際は確認してからにしましょう。
車中泊旅で水を確保する方法⑤浄水器を使う
最後に紹介する方法は、自分で飲水に変換する方法です。
これは以前、旅人さんに教えてもらった方法になります。
それは、
簡易浄水器
です!
アウトドアはもちろん、災害用に1つ持っていても損はないでしょう。
1番のオススメはこちら▽
完全サバイバル向けの商品です。
使い方は非常に簡単で、ボトルに浄水したい水を入れて、フタをしてボタンを押したら終了です。
利用できる水
- 湧き水
- 水道水
- お風呂の残り湯
- トイレタンクの水
- 池の水
など、さまざまな水を浄水することができます。
ちょっと高いなと感じた方はこちら▽
水道水限定にはなってしまいますが、先ほどの簡易浄水器と比較して安価なのが魅力です。
キャップをコップにして飲むことができ、カートリッジ1個分で150リットル分も浄水できる非常に優れものです!
1日2リットル分使用したとしても、約2ヶ月半は交換不要ということになります。
車中泊旅で水を確保するには無料給水サービスと湧水の併用がおすすめ!
車中泊やバンライフには、「水の問題」がついて回ります。
問題というワードを使用しましたが、今の時代であればまったく困ることはありません。
私たちのオススメは、「イオン系列の無料給水」と「湧き水」両方使うのがベストです!
しかし、生活スタイルや滞在場所、必要な水の量は人それぞれなので、上記の中から自分に適した方法を選択するのが良いでしょう。