最近ではキャンプや釣り、バンライフなどアウトドアが人気。
そんな中ポータブル冷蔵庫とクーラーボックス、どちらを買おうか悩む人も多いです。
- ポータブル冷蔵庫の方が保冷力はいいけど値段が…
- クーラーボックスってどれくらい保冷効果があるの?
- 費用を抑えられる方を購入したい!
ポータブル冷蔵庫のほうが保冷力は抜群!
冷凍機能が付いた商品もあるよ。
機能を考えたらポータブル冷蔵庫のほうがおすすめですが、費用が高いというデメリットがあります。
クーラーボックスのほうが倍以上安いのです。
保冷力が上がれば、クーラーボックスでもいいのでは?
私たちは、保冷力をUPすれば、クーラーボックスのほうがコスパがいいと判断しました。
今回は、私たちが実際にクーラーボックスを改造・DIYして保冷力がUPした方法を紹介します。
この記事を読めば…
- クーラーボックスの保冷力を上げる改造方法がわかる!
- DIY前後の保冷力の差がわかる!
- クーラーボックスの保冷力をUPさせることができる!
費用の関係でポータブル冷蔵庫に手を出せない人は、この記事を読んでクーラーボックスを改造してみてくださいね♪
DIY初心者でもできる改造方法なので、お試しあれ!
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車中泊・バンライフを半年以上続けている私たち夫婦が、他にも便利グッズを紹介します。
車中泊をしている人、バンライフをしようと思っている人は参考にしてみてください。
クーラーボックス(ホリデーランドクーラー)VSポータブル冷蔵庫どっちがいいの?
- 車中泊/バンライフするならポータブル冷蔵庫とクーラーボックスどっちがいいの?
- 安い方はどっち?
- 保冷効果はどっちがいい?
ポータブル冷蔵庫とクーラーボックス、どちらが保冷効果が高いかと問われれば、
ポータブル冷蔵庫
と、全員が答えるでしょう。
ポータブル冷蔵庫のほうが良いに決まってる!
ただ、値段が高い!
ポータブル電源は、値段も高く、電源がなければ使用できません。
冷蔵も冷凍機能もあるポータブル冷蔵庫だと、2〜3万円はします。
性能や容量によって、価格は変動します。
「価格も問題ない!」
「電源も確保できるよ!」
という人は、ポータブル冷蔵庫がおすすめです。
「費用を抑えたい!」
「2〜3時間保冷できれば大丈夫!」
という人には、クーラーボックスがおすすめです。
私たちは費用を抑えるため、ハードタイプのクーラーボックス『ホリデーランドクーラー』を購入しました。
上記は今回購入したクーラーボックスの最新型になります。
普通の状態のクーラーボックスだと、保冷力が心配だったので、改造して保冷力を上げました。
誰でも安く簡単に改造することができるよ!
用途に応じて、ポータブル冷蔵庫とクーラボックスを選択しましょう。
クーラーボックスを改造した私たちですが、結局ポータブル冷蔵庫を購入しています▼
夏は保冷機能があるポータブル冷蔵庫がなければ、毎回買い出しに行かなければならず大変ということに気づきました。
クーラーボックスを改造するのもいいですが、機能を求めるのであればポータブル冷蔵庫を導入するといいですよ。
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クーラーボックスやポータブル冷蔵庫以外にも『車中泊暑さ対策グッズ』があります。
車中泊では、換気が大切です。
暑さ対策の激安グッズあるので、興味のある方はこちらをご覧ください♪
他にも、車中泊暑さ対策があります。
簡単にできる方法がいくつかあるので、ぜひ一読してみてくださいね♪
クーラーボックスを改造する前に保冷力を調査
クーラーボックスを改造・DIY前後で、どれくらい保冷力がUPしたのか検証していきます。
検証結果は、
保冷効果は上がる!!
検証日時は異なりますが、室温計を利用し、室温・湿度が同じ条件で検証を行いました。
検証した条件は下記の通りです▽
検証方法
検証条件:室内 気温25℃ 湿度41%
検証方法:DIY前後のクーラーボックスの中に氷を入れて、完全に溶けるまでの時間を計測
簡易的ではありますが、氷を3つ使っての検証です。
氷が全て溶けるまでの時間を計測しました。
結果
DIY前:1時間50分
DIY後:2時間30分
改造したら40分も延びたよ!
1時間50分経過時点でのクーラーボックスの状態
写真で見るとわかりにくいですが、DIY後のクーラーボックスはまだ氷が残っています。
簡単なDIYで、保冷力がUPしました。
時間にして40分、36%も向上しました!
氷の量が少なくてこれだけ変わるってことは、板氷や大きめの保冷剤などを使えば、もっと変わりそうだね!
※終了時間は氷3つすべて溶けきった時間になります。
(10分に1度開閉し、氷の状態を確認しました。素人調べなのであしからず。)
クーラーボックスの保冷力を上げる改造方法【DIY初心者にもおすすめ】
クーラーボックスをそのまま使用するより、改造したほうが保冷力がUPします。
簡単な方法なので、クーラーボックスがある人はやってみてください♪
今回紹介する方法で、DIYできないクーラーボックスもあるので注意しましょう。
クーラーボックスの改造で使用するアイテム
DIYに使用するアイテムは、以下の通りです。
使用するアイテム
- アルミシート
- アルミテープ
- ハサミ
- ドライバー
使用するアイテムは、100円ショップで購入できます。
あると便利なアイテム
- 両面テープ
- 内張剥がし
なくても大丈夫ですが、あると便利です。
両面テープは、固定の補助に使えるよ!
内張剥がしは、マイナスドライバーで代用可能です。
マイナスドライバーでは本体に傷がついたり、部品を壊してしまう可能性があります。
DIYをよくするのであれば、内張剥がしを手に入れておくと良いよ!
クーラーボックスを改造しようDIYの手順
続いて、クーラーボックスのDIY方法を紹介します。
一度分解するから、少し時間がかかるよ!
分解したものは後で元に戻すから、部品を壊さないように気をつけてね。
DIY手順
- クーラーボックス全体の観察
- クーラーボックスの本体を分解する
- 中にアルミシート・アルミテープを貼る
- 本体を元に戻す
- フタも同様に処理をする
ひとつずつ手順を解説します。
【DIY手順①】クーラーボックス全体の観察
クーラーボックスを改造するには、一度分解しなければいけません。
構造を覚えておくためにも、クーラーボックスの全体を観察します。
いきなり分解して元に戻せなくなったら意味がないよ…
分解するために、ネジをすべて外します。
注意点
- 力尽くで分解しないこと
- 戻すときに、わかりやすいように部品を並べておくこと
ネジが付いているのにも関わらず、力ずくで外そうとすると壊してしまう恐れがあります。
壊してしまったら、元には戻りません。
どこにネジがあるのか
元々どういう造りだったのか
改造する前に、クーラーボックスの全体像を把握しておきましょう。
【DIY手順②】クーラーボックスを分解する
クーラーボックスの全体が把握できたら、分解していきます。
本体からフタを外します。
後ろ側に付いている蝶番(ちょうつがい)を外すと、本体とフタが離れます。
本体側に残っている蝶番も外します。
本体に付いている取手などの部品も全てドライバーで外していきます。
ネジや部品を無くさないように注意してね!
ネジは、全て同じ大きさではありません。
どの部品のネジなのかわかるようにしましょう。
元に戻せるように、部品は並べておくといいよ!
クーラーボックスの底に付いている排水弁も取り外します。
手でくるくる回すだけで取れます。
全ての部品とネジを外すと、下記のように本体をバラすことができます。
本体の外側部分、中心は発泡スチロール、内側部分という構造になっています。
発泡スチロールの部分は、角の部分に穴が空いていました。
外から見ただけじゃ絶対にわからない部分です。
発泡スチロールの粉が出ていなかったことから、
『クーラーボックス生産時に穴が空いた状態で組み立てられた』
ということになります。
調べてみたら、他に方も同じように角に穴が空いている人いたよ。
もしかすると、こういう仕様なのかも…。
分解は本体部分だけ先に行います。
ネジや部品の取り違えがないよう、フタ部分のDIYは本体が終わってからおこないます。
【DIY手順③】アルミシート・アルミテープを貼る
使用するアルミシートやアルミテープ、両面テープは100円ショップで購入できます。
アルミシートやアルミテープを発泡スチロールの外側に貼っていきます。
両面テープを使って、アルミシートを貼っていきます。
ポイント
溶剤系の接着剤を使用すると、発泡スチロールが溶ける可能性があります。
接着剤を使用する際は、発泡スチロールに使用しても大丈夫か、確認が必要です。
アルミシートは、凹凸を確認しながら貼っていきます。
元通りに組み立て直すので、凹部分が塞がってしまったり、凸部分がなくならないよう注意しましょう。
アルミシートは、ハサミで簡単に切れるよ!
広い面は、アルミシートで覆い、細かいところにはアルミテープを貼ります。
アルミシートのつなぎ目は、アルミテープで塞ぐと見栄えも良くなります。
発泡スチロール全体をアルミシート・アルテープで覆ったら、作業終了です。
【DIY手順④】本体を元に戻す
アルミシートが貼り終わったら、本体を元に戻していきます。
アルミシートやアルミテープを貼って、元の状態より厚みがましていますが、元に戻せます。
内側部分と発泡スチロールは、先に合わせたほうが戻しやすいです。
これで本体部分のDIYはOK!
元に戻す際、ネジや部品などを取り間違えないように注意してくださいね。
【DIY手順⑤】フタ部分も同様に処理をする
本体が終わったら、フタに取りかかります。
基本的な手順は、本体の手順と一緒です。
フタの内側の注意書きが書いてあるシールを外します。
取手は、このネジを外すと取れます。
次に、フタの内側についている、白いパッキンを外します。
パッキンは、内張剥がしで簡単に外すことができます。
壊れやすいから、無理矢理外さないように!
パッキンを外すと、ネジが出てきます。
このネジも全て外します。
フタのネジを全て外すと、本体と同じように発砲スチロールが出てきます。
発泡スチロール全体にアルミシートやアルミテープを貼ります。
貼れたら、フタを元通りに組み立て直します。
最後に蝶番で本体とフタを留め直したら、クーラーボックスの改造は終了です。
見た目は、改造前となんら変わりありません。
ただ、検証結果通り、これだけで保冷力はUPしています。
【おまけDIY】クーラーボックスの内ブタも作成!
まずは、こちらをご覧ください。
アルミシートで作った、クーラーボックスの内ブタです。
内ブタを使用することで、クーラーボックス内の冷気を閉じ込めることができます。
使用したアイテム
使用したアイテム
- アルミシート
- アルミテープ
- 両面テープ
- ハサミ
- 段ボール(土台になるものならなんでも可)
段ボール以外は、クーラーボックスのDIYに使用したアイテムと同じです。
内ぶたの作り方
作り方は簡単です。
作り方
- 段ボールを内側が塞げるくらいの大きさにカット
- 段ボールより少し大きめにアルミシートをカット
- 両面テープでアルミシートを貼り付ける
- 段ボールの周囲をアルミテープで補強しする
手作り感満載ですが、内ブタがあるだけで、冷気が逃げるのを防ぐことができます。
内ブタ入れてもクーラーボックスのフタは、しっかり閉まるよ!
【DIY】クーラーボックスを改造して保冷力をUPさせよう!
安いクーラーボックスを購入しても、改造することで保冷力をUPさせることができます。
細かい作業だったから、意外と時間がかかったよ。
所要時間は2時間くらい!
材料は100均で手に入るから、DIY費用は抑えられるね!
100均グッズで、保冷力をUPさせることができるので、クーラーボックスを持っている人はぜひやってみてください!
保冷力UPは、クーラーボックスの種類によっても効果が異なります。
▼ポータブル冷蔵庫を検討している人はコチラの記事をどうぞ