車中泊やバンライフをするには、車内の環境が大切。
車内でプライベートを保つためには、窓に目隠しをする必要があります。
こんな人におすすめの記事
- 既製品じゃなくて自作したい!
- なるべく安く済ませたい!
- 断熱だけじゃなく、目隠しとしても利用したい!
窓が大きいと、日差しが入ってきて熱い…。
プライバシーもダダ漏れ!
サンシェードがあるけど、既製品は高い…!
既製品のサンシェードは高いですが、自作することで費用を抑えることができます。
今回は、実際に車中泊仕様にDIYをしている私たち【かなかず夫婦】(@kanakazu_fufu)が『断熱&目隠しもできる窓パネルの作成方法』を紹介します。
記事の内容
- 窓パネルの材料がわかる!
- 窓の断熱&目隠しパネルの作成方法がわかる!
- 窓パネルの大切さを理解することができる!
窓パネルは、車中泊する人におすすめのアイテム。
自作キャンピングカーを作成するにあたり、費用を抑えたい人におすすめの記事です。
合わせて読みたい記事
バンライフを始めようと思っている人へ「バンライフの始め方」を解説しています▼
この記事に沿って準備をすれば、バンライフを始めることができます。
【自作キャンピングカー】目隠し&断熱窓パネルは自作できる!【車中泊仕様にDIY】
車の窓の日差し避け、サンシェード。
既製品って高くありませんか?
窓パネルは、自作することができます!
自作するため、手間はかかりますが、既製品より費用を抑えることができます。
今回は、私たちが実際に作成した『目隠し&断熱窓パネル』を紹介します。
注意点
私たち夫婦は大雑把なので、窓パネルと窓枠の間に隙間ができてしまいました。
作成する際は、きっちり測定してくださいね。
隙間が大きいと、窓パネルが外れやすく、外から中が見えてしまうよ!
私たちは紹介する窓パネルは、窓枠にはめ込む方法なので、車体が傷つく心配はありません。
【自作キャンピングカー】車中泊仕様にDIY!目隠し&断熱窓パネルの材料を紹介!
窓パネル作成に使用するアイテムを紹介します。
窓パネルの材料
- 残熱材:スタイロフォーム
- プラスチック段ボール(以下、プラダン)
- アルミシート
- 接着剤:セメダインスーパーXクリア
- アルミテープ
- ゴミ袋:型取り用(他のもので代用可能)
- カッターorハサミ
- ペン(型取りに使用)
材料は、全てホームセンターで購入できるよ!
後部座席の窓4つ分の窓パネルの作成で費用は、
5,000円
です!
既製品より、費用を安く抑えることに成功!
実際に使用した材料の紹介をしていきます。
【目隠し&断熱窓パネルDIY】アイテム①スタイロフォーム
窓の断熱材にスタイロフォームを選びました。
発泡スチロールでできていて、軽くて加工しやすいよ!
カッターで簡単に加工できます。
デメリットとしては、粉がすごく出ることです。
粉は静電気を帯びていて、一度手や服に着くと取れにくいです。
掃除機で吸うことをおすすめします!
私たちは窓4つ分パネルを作るのに、
縦1820mm×横910mm×厚さ15mm
のスタイロフォームを2枚購入。
厚さや大きさは、自分のDIYする車の窓に合わせたサイズを購入しましょう。
【目隠し&断熱窓パネルDIY】アイテム②プラスチック段ボール
スタイロフォームだけでは、見栄えが悪いので、プラダンを使用します。
スタイロフォームだけだと、擦れて粉がでて、車内が汚れてしまうよ!
車内側にプラダンを貼ります。
車内のイメージもあり、私たちは黒色を選びました。
さまざまな色があるため好きな色を選ぶことができます。
プラダンは、カッターで簡単に加工できるよ!
プラダンではなく、100均で売っている壁紙シートもおすすめです。
【目隠し&断熱窓パネルDIY】アイテム③アルミシート
スタイロフォームは直射日光に弱いです。
そのため、外側にはアルミシートを貼ります。
市販のサンシェードもアルミ製のものが多いね!
日光を反射してくれて、尚且つ100均で購入できるためコスパが素晴らしい!
アルミシートは、ハサミで簡単に加工できます。
【目隠し&断熱窓パネルDIY】アイテム④接着剤
スタイロファームとプラダンはボンドでは接着できません。
スタイロフォームにも使用できる、セメダインスーパーXを使用します。
速乾性で接着力も強いので、おすすめです。
【目隠し&断熱窓パネルDIY】アイテム⑤アルミテープ
全て接着すると、厚みがでます。
見映えやスタイロフォームを日光から守ために、四方をアルミテープで囲みます。
アルミテープで手を切りやすいから、注意してね!
【自作キャンピングカー】目隠し&断熱窓パネルの作り方を紹介!【車中泊仕様にDIY】
目隠し&断熱窓パネルの作成方法を紹介していきます。
手順は簡単!
窓パネルの作成方法
- 窓枠の型取り
- 型通りに材料をカット
- 断熱材にアルミシートを接着
- 四方をアルミテープで囲う
- プラダンの接着
作成方法を詳しく解説していきます。
【目隠し&断熱窓パネルDIY】手順①窓枠の型取り
まずは、窓枠の型を取ります。
新聞紙を窓に当てて、型をとっていきます。
新聞紙でも型を取れますが、私たちはビニール袋(ゴミ袋45L)を使いました。
窓にピタッとくっつくから、型が取りやすい!
霧吹きで窓に水を吹きかけてから、ビニール袋を当てるとピタッとくっつきます。
ゴミ袋として再利用ができないので、もったいないと思う方は、新聞紙で型取りをしましょう。
新聞紙orビニール袋をくっつけたら、ペンやマジックで型を取っていきます。
型紙が取れたら、ハサミで下書き通りに切ります。
簡単に型紙が作れるよ!
【目隠し&断熱窓パネルDIY】手順②型通りに材料をカット
手順①で作成した型紙を使用して、材料をカットしていきます。
カットは、アルミシート→スタイロフォームの順番がおすすめです。
スタイロフォームから切ると、粉が舞って大変だよ。
ポイント
プラダンは、スタイロフォームをカットして、窓枠にはまるかどうか確認してから、カットします。
断熱窓パネルの大きさを確認するまで、プラダンはカットしないようにしましょう。
材料に型紙をあてて、下書きをします。
次に下書き通りに材料を切っていきます。
アルミシートはハサミで、スタイロフォームとプラダンはカッターでカットします。
材料を小さく切りすぎてしまうと、窓枠にはまらなくなってしまうよ!
小さすぎると隙間ができてしまうので、慎重にカットしましょう!
大きめのカットし、窓にはまるか確認しながら、調整していくといいですよ。
手間だけど、少しずつ大きさを合わせた方が失敗しないよ!
【目隠し&断熱窓パネルDIY】手順③断熱材にアルミシートを接着
カットしたアルミシートを断熱材:スタイロフォームに貼ります。
スタイロフォームは紫外線に弱いです。
なので、表面をアルミシートで保護していきます。
アルミシートは、セメダインでスタイロフォームに貼ります。
セメダインを付けて、5〜10分置いてから貼り付けます。
時間をおいて貼り付けないと、すぐに外れてしまうので注意してください。
【目隠し&断熱窓パネルDIY】手順④四方をアルミテープで囲う
断熱材の縁にアルミテープを貼っていきます。
スタイロフォームがしっかり隠れるように貼るのがポイント!
切り込みを入れると、貼りやすくなるよ。
アルミテープで手を切りやすいため貼るときは注意してください。
貼れたら、窓枠にはめて、大きさをチェックします。
隙間ができてしまった場合は、内側に貼るプラダンで調整します。
【目隠し&断熱窓パネルDIY】手順⑤プラダンを接着
アルミシートを貼った反対の面にプラダンを貼っていきます。
しっかり接着するよう、スタイロフォームとプラダン両方にセメダインを塗ります。
ポイント
スタイロフォームで作った断熱窓パネルが窓枠より小さくなってしまった場合プラダンを大きめに型取りましょう。
窓枠にぴったりの方はパネルに合わせて型取りして大丈夫です。
断熱パネルに隙間があると、光が漏れたり、隙間から車内が見えてしまいます。
隙間を塞ぐためにも、プラダンの型取りは慎重にね!
私たちは隙間ができてしまったので、断熱窓パネルより大きめにプラダンをカットしました。
プラダンが大きいほうが、つけ外しが楽です。
隙間ができてしまった場合に、プラダンを大きくすると、隙間を隠すことができます。
隙間が大きすぎて、「窓にはまらない」「すぐ外れてしまう」いう人には、隙間テープがおすすめです。
隙間テープを活用すると、断熱窓パネルが外れにくくなります。
隙間テープは、100均でも購入可能です。
【自作キャンピングカー】車中泊用!運転席・助手席に目隠し&断熱窓パネルをDIY!【おまけ】
材料が余ったので、運転席・助手席の目隠し窓パネルも作成しました!
運転中は使用できませんが、車中泊する際に、完全なプライベート空間を作るために目隠し用として使用できます。
余った材料で作れるよ!
使用する材料
- プラダン:窓の断熱に使用し余ったもの
- 東レペフのペフシート:天井の断熱に使用し余ったもの
天井の断熱・デッドニングについては、コチラの記事を参照してください▼
【車中泊DIY】運転席&助手席の目隠しパネルの作成方法!
- 運転席・助手席の窓枠の型取り
目隠し&断熱窓パネルと同様に型を取っていきます。 - 型に合わせて、プラダン・ペフシートをカット
型に合わせて、カッターで材料を切ります。 - プラダンとペフシートを接着
ペフシートのカバーを外し、プラダンに合わせる。
ペフシートは粘着付なので、ボンドやセメダインは必要ありません。
簡単に作成できるよ!
ピッタリサイズに作成して大丈夫です!
理由は、断熱パネルとは違い、厚みがなく窓枠にはまりやすいからです。
一応、断熱材を使用したためこちらも断熱効果が得られると思います。
材料も消費でき、
ゴミもなくなり、
目隠しパネル兼断熱もでき、
一石三鳥
です!
【自作キャンピングカー】目隠し&断熱窓パネルを作成し快適な車中泊へ!
今回作成した目隠し&断熱パネルはつけ外し可能です。
運転のときに外すこともできます。
法律的には、後部座席の窓に目隠しパネルを付けていてもOK!
パネル作成の費用は、
約5000円
です。
目隠しパネルの自作は、費用を抑えたい人におすすめです。
断熱パネルの作成にあたり、たくさんの方のblogやYouTubeを拝見し、参考にさせていただきました。
先輩方の意見や考え、とても参考になっています。
今回の作成方法が、みなさんの自作キャンピングカー作りや車中泊準備の役に立つと幸いです。