「アウトドアや防災用にポータブル電源が欲しいけどちょっと高いなー…」
「ポータブル電源って自分で作れないのかな?」
「自分好みの容量にカスタムできたら最高!」
こんな風に思っている人も多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、
- ポータブル電源の正規品より5万円以上お得に
- 人気の蓄電池「リン酸鉄リチウムイオンバッテリー」を使用
- 容量1280Whで1,000Wの家電OK
ポータブル電源を自作するために必要なものや作り方、注意点などをご紹介しています。
この記事の最後には、リン酸鉄リチウムイオンバッテリーが3%OFFになる限定クーポンもありますのでお見逃しなく!
かなかず夫婦(@kanakazu_fufu )
- 車中泊・バンライフ歴3年目のインフルエンサー
- ポータブル電源保有数4台
- ポタ電利用歴3年目
- 自作キャンピングカー製作2回のDIY好き
これまで、
ポータブル電源=買うもの
と考えていましたが、
今回の経験を経て
「買うよりも作る方がコスパも使い勝手も圧倒的に良い」となりました。
最後まで読んで、あなただけのオリジナルポータブル電源を作ってみてくださいね。
注意点
この記事を執筆するにあたり、Li Time:旧Ampere Time様より無償でリン酸鉄リチウムイオンバッテリーをレンタルさせていただきました。
しかし、忖度なく使用して感じたことを正直にレビューしていますので、ご安心ください。
※2023年1月1日に社名が「Ampere Time」から『Li Time』に変更になりました。
自作ポータブル電源の金額
さっそくですが、ぼくが今回作ったポータブル電源はこんな感じです。
見た目はお世辞にもカッコいいとは言えないですが、これでもれっきとしたポータブル電源です。
こちらの簡易ポータブル電源、気になる金額ですが、、、
ズバリ!
59,797円
1000wh越えのポータブル電源がまさかの6万円以下で作れてしまいました!
え?6万円って高くない…?
そんなことないよ!僕らが持ってる同サイズのJackery1000は税込139,800円だったから半額以下で作れたんだよ!
差額はなんと80,003円。
モニターを付けたり充電器を追加購入しても5万円以上安く作れます。
自作の方が圧倒的に安く作れることは理解していただけたと思うので、次からはポータブル電源の既製品と自作の詳しい比較をしていきますね。
ポータブル電源の既製品と自作の比較【1000W】
金額だけでは、納得できない方も多いと思いますので、ポータブル電源と自作ポータブル電源を色々な条件で比較していきます。
今回比較に使用するポータブル電源は「Jackery1000」を使用。
容量に若干の違いがありますが、出力が同サイズのためこのポータブル電源にしました。
自作ポータブル電源に使用するバッテリーは、Amazonで評価の高い「Li Time 12v 100ah」。
インバーターはYouTubeで人気の「LVYAUN(リョクエン)12V 1000W(最大2000W)」をチョイスしています。
ポータブル電源Jackery1000 | 自作ポータブル電源Ampere Time 12v 100ah+LVYAUN 12v 1000w | |
値段 | 139,800円 | 59,797円 |
容量 | 1002wh | 1280wh |
定格出力 | 1000w | 1000w(1280w) |
電池タイプ | リチウムイオン電池 | リン酸鉄リチウムイオン電池 |
重量 | 10.6kg | 12.0kg |
サイズ | 332×233×243mm | 330×173×215mm |
サイクル寿命 | 500回以上 | 4000回以上 |
充電時間 | 約7.5時間 | 約5時間 |
※比較時、客観的に見て優れている方を色付けしました。
1年以上使ってきたポータブル電源Jackery1000と、今回レンタルしたLi Time 12v 100ahのリン酸鉄リチウムイオンバッテリーを参考に比較してみました。
容量に若干の誤差がありますが、出力が同じなのでご了承ください。
上記のことを踏まえて、次章からは実際にポータブル電源を作成していきます。
(作成といっても、なんら難しいことはしません…笑)
自作ポータブル電源の作り方
自作ポータブル電源を作るためには、最低限2つのアイテムが必要になります。
✔︎バッテリー
✔︎インバーター
必要なものはたったこれだけ!
厳密にいうと、充電しないとポータブル電源として使えないので、充電器も必要ですが…
とても簡易的ですが、容量を確保しつつ軽量化するならこれが1番コスパ良し◎
写真の状態では配線が少し邪魔なので短くして、インバーターをバッテリーに貼り付けちゃえば、もうこれはポータブル電源!!
12v100ahのバッテリーが11.0kg、1000wインバーターが1.0kgくらいなのでたった12.0kgで1280wh×1000Wサイズのポータブル電源が完成します。
作成手順【10ステップ】
- 絶縁手袋を着用する
- バッテリー上部の絶縁プラグを外す
- 端子ネジをねじ込む
- 絶縁カバーをつける
- インバーターの陽極(+)と陰極(ー)のナットを緩める
- クランプの陽極をインバーターの陽極に接続し、ナットを締め付ける
- クランプの陰極をインバーターの陰極に接続し、ネットを締め付ける
- インバーターに陽極ワニ口クリップを装着し、端子ネジを締める
- 陰極ワニ口クリップを装着し、端子ネジを締める
- インバーターをオンにしたら完成
10ステップであっという間に完成しました!
所要時間はたったの3分。
(あらかじめ説明書を読んでおけば、1分もかからず終わりますw)
絶縁手袋とプラスドライバーだけご用意してくださいね。
金額のおさらいです。
2022年8月25日現在
✔︎バッテリーは読者限定クーポン使用で3%OFFの46,268円
✔︎インバーターはAmazonのクーポン利用で10,888円
今なら2,641円引きの57,156円でポータブル電源が手に入ります!
本来であれば、1000wh越えのポータブル電源は13万円以上します。
自作であれば、充電器を含めても半額以下で同サイズより少し大きめの簡易ポータブル電源システムが作れます。
あれ?こっちの方がいいんじゃない?という話。
見た目を取るか、値段を取るかはお任せします。
ですが、
自作ポータブル電源なら、バッテリーとインバーターの組み合わせを変えることで「あなた好みのポータブル電源が作れる」のが非常に魅力的です。
「1200whってそんな大容量いらないな~」
という人はバッテリーを12v50ah(640wh)にして5.2kg、インバーターも600wにすれば25,000円+5,000円の3万円ほどで済みます。
700whあるJackery708が84,500円で6.8kgなのでかなりお得ですね。
電気についてある程度の知識は必要になりますが、勉強代を足しても自作の方が現実的。
自作ポータブル電源作成時の注意点
ポータブル電源のバッテリー選びですが、12vか24vが定番になります。24vになるとインバーターやソーラーパネルも専用のものになってくるため、さまざまな用途に対応するなら12vです。
バッテリーを12vに選んだら、次は容量ですが50ah・100ah・200ah・300ah・400ahと迷いますが、持ち運びや金額を考慮すると100Ahがベストです。
お次はインバーターですが、これは使いたい家電や用途によって決めていきましょう。
✅車中泊で使うのか、キャンプで使いたいのか、防災用か
✅クーラー稼働するのか、IHの調理器具だけか、レンジも動かすのか
こんな感じでいつ、どこで、何を使うのか書き出してみると必要なバッテリーとインバーターがわかりますよ。
ぼくらの場合は車中泊やキャンプでの使用がメインで、電力消費が大きい電化製品を使うことがほぼないので1000wにしたよ!
ぶっちゃけ、1000wも必要ないんですが、大は小を兼ねるのでこのサイズにしてます。
(300wのインバーターは元々持っています。)
自作ポータブル電源に使用したバッテリー紹介【Li Time:旧Ampere Time】
Li Time:旧Ampere Timeはリチウムイオン電池を専門に扱っている急成長中のメーカー。
- アメリカ市場に影響力があるメーカーの1つ
- 2021年に40万代のバッテリーを販売
- 現在の世界市場は、アメリカ、ヨーロッパ、オーストラリア、カナダ、日本で販売
- 配達が1~7日と迅速
- オンラインサービス24時間以内に回答
- 5年間保証付き
- 2023年1月1日に社名をAmpere TimeからLi Timeに変更
ユーザーに高効率で高品質な製品とサービスを提供することを目標に取り組んでいます。
日常生活のあらゆる場面で使えるように、バッテリーを開発しているんだって!
「中国製はちょっと…」と不安に思う人も多いですが、ポータブル電源で人気のメーカー「Jackery」「EcoFlow」「BLUETTI」などすべて中国企業のブランドです。
- 国内で販売されているポータブル電源の多くは中国生産
- 日本製のポータブル電源はほとんど存在しない
- 中国のバッテリーは世界中で使用されている
- メーカーの良し悪しはカスタマーサポートの対応が重要
「日本製・国内メーカー」≠「安心・信頼」とはポータブル電源においては言い切れません。
Li Time:旧Ampere Timeのバッテリーどんなものが入ってるの?
Amapere Time社の専用段ボールに実際に入っていたものはこちら。
- Ampere Time 12V100ahリン酸鉄リチウムイオンバッテリー×1
- 絶縁プラグ×2
- ボルト×4
- 絶縁カバー×2
- 製品マニュアル×1
- 製品パンプレット×1
- 初心者向け操作ガイド×1
- 会社パンフレット×1
ネット注文したものはまずは検品しましょう。
チェックは以下のポイントを参考に。
- 注文したものが全部入っているのか
- 破損や膨張はないか
- 正常に動くのか など
Ampere Timeのバッテリーは5年保証がついていますが、念のため到着したら確認しておいてくださいね。
もし万が一不具合があったら、こちらのサポートに連絡を▼
📧: servine.jp@amperetime.com
Li Time:旧Ampere Timeバッテリー特徴とスペック
容量 | 100Ah(1280Wh)→12.8V換算 |
定格出力 | 100A(1280w) |
瞬時放電電流 | 280A |
バッテリー種類 | リン酸鉄リチウムイオン |
充放電サイクル | 4,000回以上 |
充電電圧 | 14.2〜14.6V |
充電電流 | <100A |
重量 | 11.0kg |
使用温度 | -20~60℃ |
充電温度 | 0~50℃ |
防水レベル | IP65 |
リン酸鉄リチウムイオンバッテリーの要領あたりの重量はほぼ決まっているようで、100ahだとメーカーに関係なく11.0kg程度になるようです。
そのため、リン酸鉄リチウムイオンバッテリーを使用している既製品のポータブル電源でも1200wh程度なら11.0kg+外装分(数kg)になっています。
手持ちのJackery1000も10.6kgだったので、おそらく間違いないでしょう。
サイクル寿命は4,000回以上との記載がありました。
毎日充放電を繰り返しても10年以上はもつ計算になります。
また、寒さに弱い鉛蓄電池と異なり、寒さに強いのもリン酸鉄リチウムイオンバッテリーの特徴です。北海道の冬でもその性能を遺憾なく発揮できるのか試してみたいですね。
↑クリックすると公式サイトに飛べます
Li Time:旧Ampere Timeバッテリーの見た目
発送連絡から3日で到着。
(筆者の住居は北海道です。)
日本の倉庫から1週間以内に到着と謳っていたので、この情報は正しそうです。
そして、届いてびっくり!
意外と軽い(11.0kg)。持ち運び用のバンドもついていたので、持ちやすいですね。
正面はこんな感じ。
ブランド名と容量の表記が大きいのでわかりやすい。
裏面には何やら英語が書いてありました。
取り扱い時の注意書きですね。
届いた時はプラス・マイナス部分に白いキャップがついています。
ちなみに、こちらの持ち手は外せました。
側面は特に何もなかったので撮影していません。
ザッと見た感じ、非常にシンプルでしたね。
充電方法
こちらのAmpere Timeのバッテリーには、AC充電ケーブルはついていません。
そのため、別途で購入する必要があります。
今回こちらの14.6v20aの専用充電器もお借りしました。
赤黒のワニ口クリップがついているだけのシンプルな構造。
プラスとマイナスを間違わないように注意して挟むだけ。
充電中は充電器本体の赤いランプが点灯します。
ファンの音は結構大きいです。
Jackeryのポータブル電源よりも大きな音がしましたね。
充電完了は緑色になるのでわかりやすいですね。
14.6Vの20A(約292W)で充電可能なため、100Ah充電するのにたったの5時間程度で完了しました。
Li Time:旧Ampere Timeの特徴やスペックは公式サイトおよびパンフレットより引用
自作ポータブル電源をお得にゲットする方法
Ampere Timeのリン酸鉄リチウムイオンバッテリーはAmazonと公式サイトで購入可能です。
公式サイトのほうが2,000円ほど安く手に入ります。
加えて、このブログ読者限定のクーポンを発行してもらいました!
かなかず夫婦ブログ・読者専用クーポン
- クーポン利用で3%OFF
- クーポンコード:ANT3
公式サイトでこちらのクーポンを使用していただくと、上記の表示からさらに3%OFF(1,500円引き)で購入することが可能です。
販売者・発送元はAmazonでも公式サイトでもLi Time:旧Ampere Time JPになります。
発送は日本にある工場から出荷になるので「注文してから届くまで1ヶ月以上もかかった」という海外メーカーあるあるにはなりませんので、ご安心ください。
同じものなら、安いサイトで買ったほうがお得だよね!
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