- 車中泊用にポータブル電源が欲しいけど思ったより高いな…
- ポタ電って買うのと自作するのどっちがお得?
- バッテリーを後から増やせたら便利なのに
こんなこと思っている人にピッタリの記事です!
本記事では
- 1000Wのポータブル電源と自作バッテリーを比較
- 今大人気の「リン酸鉄リチウムバッテリー」の紹介
- お得にゲットする方法
自作ポータブル電源に必要なものや作り方、注意点などもご紹介しています。
記事の最後には読者さん限定のお得な情報もありますので、ぜひ最後までご一読くださいませ。
かなかず夫婦( @kanakazu_fufu )
- 車中泊・バンライフ歴4年目のインフルエンサー
- ポータブル電源4台保有
- ポタ電源使用歴4年目
- 自作キャンピングカー製作2回のDIY好き
先に結論をお伝えしておくと
車中泊用のバッテリーは「買うよりも作るほうがコスパも使い勝手も◎」
同じ容量の既製品と自作を比較しているので、ぜひ参考にしてくださいね♪
この記事を執筆するにあたり、Redodo様よりリン酸鉄リチウムイオンバッテリーをご提供いただきました。しかし、忖度なく実際に使用してみて感じたことを正直にレビューしています。ご安心ください。
車中泊用のバッテリーは既製品?自作?
車中泊用のバッテリーは、既製品のポータブル電源がいいのかそれもと自作なのか、色々な条件で比較していきます。
今回は1000Wという条件で比較するため、
✅ポータブル電源:Jackery1000
✅自作ポタ電:Redodo12V100Ah+LVYAUN12V1000W
こちらを使用していきます。
Jackery1000 | Redodo12V100Ah+LVYAUN12V1000W | |
購入金額 | 139,800円 | 53,883円 |
容量 | 1000Wh | 1280Wh |
定格出力 | 1000W | 1000W |
瞬間出力 | 2000W | 2000W |
電池タイプ | リチウムイオン電池 | リン酸鉄リチウムイオン電池 |
重さ | 10.6kg | 12.36kg |
サイズ | 332×233×243mm | 329×172×214mm |
サイクル寿命 | 500回以上 | 4000回以上 |
充電時間 | 約7.5時間 | 約5時間 |
出力ポート | AC3口DC4口 | AC3口DC4口 |
見た目 | ◎ | △ |
客観的にみて優れている方に色付けしています。
容量に若干の違いがあるのは、ご容赦ください。
並べただけではわからないこともあるので、もう少し詳しく見ていきます。
購入金額
既製品:139,800円
自作:53,883円
これは一目瞭然ですね。
既製品を購入するより自作する方が半額以上お得になります!
しかも今回使用したRedodoはリン酸鉄リチウムイオン電池のため、値段に対するコスパがとても高い!
参考までに、ポータブル電源主要メーカーのリン酸鉄リチウムイオン電池を採用している商品の比較を置いておきます。
メーカー名 | 商品名 | 容量 | 金額 |
EcoFlow | DELTA2 | 1024Wh | 143,000円 |
Anker | Anker757 | 1229Wh | 169,900円 |
BLUETTI | EB70S | 716Wh | 79,800円 |
値段を重視する人は自作をおすすめします!
容量+充電時間
既製品:1000Wh
自作:1280Wh
充電時間
既製品:約7.5時間
自作:約5時間
容量の数字だけ聞いてもピンとこない…
1000Whの容量は、キャンプや災害時に2~4日使用できるレベルです。
1000Whで使用できる電気製品の例
製品 | 消費電力 | 利用時間/回数 |
スマホ | 18W | 約54回 |
ノートPC | 30W | 約12回 |
ライト | 5W | 約76時間 |
TV | 60W | 約14時間 |
電気毛布 | 55W | 約13時間 |
車載冷蔵庫 | 60W | 約38時間 |
現代において、スマホは欠かせません。
モバイルバッテリーでも代替可能ですが、スマホしか充電できないのは…
災害時に使うものはスマホだけではないはず。
電化製品が使える安心感を買うと考えたらとても安く感じますね。
本体の充電時間に関しては、、、
ぶっちゃけJackery1000が極端に遅いです。
最近発売されている製品は、1.6時間~2時間が主流になっています。
出力+ポート
既製品:定格出力1000W 瞬間出力2000W ポートAC3口DC4口
自作:定格出力1000W 瞬間出力2000W ポートAC3口DC4口
出力・ポートに関しては両者ドロー。
ただし、既製品はW数据え置きに対して、自作はインバーターを組み替えることで好きな出力にカスタマイズ可能!
もっと大きな電化製品を動かしたいなら大容量ポタ電買わないと…
ほとんどが20万円以上もする!
2000Wの出力にした際の出費
製品名 | 金額 | 定格出力 | 瞬間出力 | |
既製品 | Jackery ポータブル電源 2000 Pro | 285,000円 | 2200W | 4400W |
自作 | LVYUAN12V2000W | 28,597円 | 2000W | 4000W |
ここまで金額に大きな差があるので、既製品推しの人は1度自作を検討してみても良いかもしれません。
電池タイプ+サイクル寿命
既製品:リチウムイオン電池 サイクル寿命500回以上
自作:リン酸鉄リチウムイオン電池 サイクル寿命4,000回以上
リン酸鉄リチウムイオン電池はリチウムイオン電池の1種です。
LiFePO4と表記されます。
安全性が非常に重要な電気自動車に採用されているほど高い安全性能。
最近発売しているポータブル電源はほとんどがリン酸鉄リチウムイオン電池を使ってるね!
また、他のリチウムイオン電池と比べてコスパが抜群に良いのも魅力の1つ!
サイクル寿命に関しては500回と4,000回以上とかなり大きさ差があります。
安い買い物じゃないからこそ、少しでも長く安全に使いたい人はリン酸鉄リチウムイオン電池を選択することをおすすめします。
重さ+見た目
既製品:10.6kg 見た目◎
自作:12.36kg 見た目△
重さ・サイズ・見た目に関しては既製品に軍配が上がりました!
その差は2kg。
男性であればたった2kgのため、さほど差を感じませんでしたが女性の場合は違いました。
ポータブル電源は色々な場所へ持ち運ぶことが多く、少しでも軽い方が嬉しいようです。
既製品の方が持ち手がしっかりしているため、重さを感じにくいです。
また、筆者は気にしていませんが、バッテリーとインバーターが剥き出しなことを嫌う人もいそうですね…
車中泊バッテリーはこう選ぶ!
既製品のポータブル電源と自作を徹底比較した結果、以下の結論になりました!
既製品が欲しい人
自作したい人
次からは、車中泊用のポータブル電源を自作する人だけ読み進めてもらえれば幸いです。
車中泊で大活躍する自作ポータブル電源の作り方
ここでは、自作ポータブル電源の作り方を詳しく解説していきますね。
自作ポータブル電源に必要なもの
自作ポータブル電源に必要なものは3つ。
✅バッテリー
✅インバーター
✅純正充電器
必要なものはたったこれだけ!
作成するためにあった方がいいもの
✅プラスドライバー
✅絶縁手袋
とても簡易的ですが、ある程度の容量を確保しつつ軽量化するならこれが1番コスパ◎
作成も驚くほど簡単で、作業時間は3分もあれば完成します(笑)
初めて作る方のためにわかりやすく丁寧に解説しておきますね。
自作ポータブル電源の作成手順【8ステップ】
ここからは実際の写真付きでご紹介していきます!
作成手順【8ステップ】
もう少し詳しく見ていきます。
①絶縁手袋を着用する
万が一を考慮し、着用しておきましょう。
(付けたくない人は自己責任でお願いします。)
②インバーターの陽極(+)と陰極(ー)のナットを緩める
手で外すだけ!
③バッテリーケーブルをそれぞれ接続する
赤と黒と色が分かれているので、それぞれ同じ色を合わせていきます。
本体→ワッシャー→ケーブル→ワッシャー→ナットの順番です。
④バッテリー上部の絶縁プラグを外す
バッテリー上部の透明なキャップを外していきます。
このキャップは保管時に使用するだけなので、大切にしまっておいてくださいね。
⑤ケーブルの陽極をバッテリーの陽極に接続し、端子ネジを締め付ける
続いて、バッテリーのプラス側にネジ止めしていきます。
この時しっかり締めるために、プラスドライバーを使ってくださいね!
⑥ケーブルの陰極をバッテリーの陰極に接続し、端子ネジを締め付ける
マイナス側のケーブルも繋いでいきます。
端子を繋ぐときにバチっと火花が出るのでご注意ください。
⑦絶縁カバーをつける
カバーをつけたら自作ポータブル電源の完成です◎
ポータブル電源と異なり、モニターがないのでバッテリー容量を逐一確認したい人はモニターを装着してくださいね。
ただ今回使用しているLVYAUN12Vのインバーターであれば、電圧は確認できるので今回はモニターは省略しています。
⑧インバーターをオンにしたら完成
電化製品を使いたいときにスイッチをオンにすればOK!
本当に簡易的ですが、これも立派なポータブル電源です。
もちろん、普通に使えます◎
車中泊バッテリー作成時の注意点
自作ポータブル電源用のバッテリー選びですが、12Vと24Vのものが存在します。
Redodoでは12Vのバッテリーのみ販売しています。(2023年4月現在)
様々なサイズのバッテリーが販売されていますが、持ち運びや金額を考慮すると100Ahがベストです。
大きくなればなるほど使える家電や日数は増えますが、持ち運びしにくい。
また、値段も可愛くなくなるので
とりあえずポータブル電源が欲しい!という人は100Ahを選んでおけば間違いないです!
続いてインバーターですが、これもぶっちゃけ人によって選ぶものが変わってきます。
✅車中泊で使うのか、キャンプ、災害用か
✅スマホやライトの充電なのか、IHの調理器具を使いたいのか、はたまたクーラーを稼働させたいのか
いつ・どこで・なにに使うのか、書き出すことで必要なインバーターの出力とバッテリーサイズがわかりますよ。
僕らは車中泊やキャンプでしか使わなくて、消費電力が大きい家電は使うことがないのでこのサイズで十分◎
本当は500Wのインバーターにしようと思いましたが、セールをやっていたので1000Wにしちゃいました!
車中泊用バッテリーのスペック紹介【Redodo】
Redodoとは?
- 読み方はレッドオド
- 中国の深センのメーカー
- 埼玉県と千葉県に倉庫あり
- おい縄以外の地域では注文から1〜3営業日以内にお届け
- 24時間対応の日本語サポートあり
- PSE認証
- 公式サイトからの購入なら、30日間の交換保証
- 公式サイトからの購入なら、4年保証
「中国製はちょっと…」不安に感じる方も多いと思いますが、ポータブル電源で人気のメーカー「EcoFlow」「B LUETTI」などすべてが中国の深センのブランドです。
- 国内で販売されているポータブル電源のほとんどが中国生産
- 日本製のポータブル電源はほぼ存在しない
- 中国のバッテリーは全世界で愛用されている
- メーカーの良し悪しはカスタマーサポートの対応が肝
ポータブル電源において「日本製だから」≠「安心・安全」とは言い切れません。
>>>Redodo公式サイト
どんなものが入ってる?
Redodo社の専用ダンボールに実際に入っていたものはコチラ。
- Redodo12V100Ahリン酸鉄リチウムイオンバッテリー×1
- 絶縁プラグ×2
- ボルト×2
- 絶縁カバー×2
- 製品マニュアル×1
- 初心者向け操作ガイド×1
- Redodoステッカー×1
ネット注文したものはまず検品!
チェックポイントを以下をご参照ください。
- 注文したものが全部入っているか
- 破損や膨張はないか
- 正常に動くか
Redodoのバッテリーには交換保証がついているけど、念の為確認しておこう!
不具合が見つかった場合はこちらから連絡を▼
カスタマーサポート: service.jp@redodopower.com
TEL: 8675589367371
平日10:00-17:30※土日祝休除く
特徴とスペック
容量 | 100Ah(1280Wh) |
定格出力 | 100A(1280w) |
瞬間出力 | 100A |
バッテリー種類 | リン酸鉄リチウムイオン |
充放電サイクル | 4,000回以上 |
重さ | 11.0kg |
使用温度 | -20~60℃ |
充電温度 | 0~50℃ |
防水レベル | IP65 |
リン酸鉄リチウムイオンバッテリーの要領あたりの重量はほぼ決まっています。
100Ahだとメーカーに関係なく11.0kg程度。
注目すべきはサイクル寿命回数です。
4,000回以上可能なため、毎日充放電を繰り返しても10年以上は持つ計算になりますね。
また、寒さに弱い鉛電池と異なり、寒さに強いのも特徴のひとつ!
北海道の真冬でもその性能を発揮できるのか楽しみです。
Redodoバッテリーの外観
発送連絡から2日で到着。
(筆者の住まいは北海道。)
日本の倉庫から1~3営業日以内に到着と謳っているので、この情報は正しそうです。
正面から見るとこんな感じ。
カラフルな見た目がとても可愛いですね。
裏面も同じくカラフルでした。
上面には透明なキャップが取り付けられています。
また、取っ手は取り外し可能になっていました。
側面は特になにもなかったので撮影していません。
充電方法
こちらのRedodoのバッテリーには、充電ケーブルは付いていません。
そのため、別途購入する必要はあります。
充電器も何種類か販売されており、僕たちは14.6V20Aの充電器をチョイスしました。
赤黒のワニ口クリップがついているだけのシンプル構造。
充電時はこのクリップをプラスマイナス間違わないようにして挟むだけ。
- 赤の点灯:充電中
- 赤の点滅:保護機能が作動中
- 緑の点灯:充電完了
ファンの音はそれなりにします。
バッテリーが空っぽの状態からフル充電するのにかかった時間は約5時間でした。
Redodoの特徴およびスペックは公式サイト・付属のパンフレットから引用
車中泊バッテリーをお得にゲットする方法
Redodoのリン酸鉄リチウムイオンバッテリーはAmazonと公式サイトの2箇所で購入可能です。
販売価格(2023年4月24日現在)
- Amazon:44,619円(3,000円OFFクーポン使用)
- 公式サイト:42,835円(4%OFFクーポン使用)
公式サイトの方が約2,000円ほど安く手に入ります。
読者専用クーポンはこちら!
- クーポン利用で4%OFF
- クーポンコード:A8
公式サイトの決済時にクーポンコードを入力していただくことで、4%OFF(1,800円引き)で購入可能です。
ぜひご利用くださいませ!
少しでも安く手に入れたい方は公式サイトから購入してくださいね!
車中泊用のバッテリーを購入している人は、ぜひチェックしてみてくださいね♪