さまざまな容量が販売されているポータブル電源。
大容量のポータブル電源はサイズも重量もあるので、使い勝手が悪く必要性を感じないという人が多いです。
- 容量は700Whくらいあれば十分!
- 大容量は収納や持ち運びを考えると不便…
- 高いお金を払ってまで大容量ポータブル電源を購入する必要はあるの?
ポータブル電源の用途は人によりけり。
しかし、大容量ポータブル電源も用途があるから開発されたのです。
大容量には小容量や中容量にはないメリットがあります。
そこで今回は『大容量ポータブル電源の必要性とおすすめ商品』を紹介します。
おすすめの容量は用途により異なります。
あなたに合った容量のポータブル電源を選んでくださいね。
かなかず夫婦(@kanakazu_fufu)
- 車中泊・バンライフ歴4年目
- ポータブル電源保有数4台
- 利用歴4年目
- 730日以上車中泊している車中泊のプロ(時々キャンプ)
今回紹介したAFERIYの商品はAmazonでチェックできます。
小容量のポータブル電源もチェックしたい人はこちらをどうぞ▼
ポータブル電源は大容量がおすすめ?
ポータブル電源とは持ち運びできる蓄電池(電源)。
小容量から大容量まで容量は商品により異なり、用途に合わせて購入するのがおすすめです。
家族が多かったり、長期でキャンプをするなら、ポータブル電源は大容量がおすすめだよ!
1人なら小容量のポータブル電源がおすすめ!
つまり、大容量を買えばいいというわけではなく、用途に合わせて購入するのが適切ということ。
ちなみに明確な基準はありませんが、1000Wh以上の容量があるポータブル電源を『大容量ポータブル電源』と呼んでいます。
ポータブル電源は大容量を購入すれば、電気不足になる心配は低いですが、サイズが大きいため邪魔になることも…。
大は小を兼ねますが、大容量のポータブル電源がすべての人におすすめとは限りません。
用途に合った容量を選ぶといいでしょう。
容量別にポータブル電源をチェックしたい人はこちらの記事がおすすめです▼
【ポータブル電源】大容量をおすすめする3つの理由
ポータブル電源を購入するとき、価格や性能、容量で迷う人が多いでしょう。
さまざまなポータブル電源が販売されていますが、その中でも大容量ポータブル電源をおすすめする理由を解説します。
大容量ポータブル電源の必要性
容量により用途や使用場面が異なります。
大容量のメリットを把握して、あなたに合うポータブル電源を選びましょう。
高出力かつ大容量のポータブル電源を探している人はこちらの『大容量ポータブル電源2000W以上でコスパの良い商品を紹介車中泊のプロが徹底解説!』を参考にしてください。
ポータブル電源で大容量をおすすめする理由①アウトドアの可能性が広がる
大容量ポータブル電源では定格出力も大きくなります。
定格出力が大きければ、消費電力の高い電化製品も利用可能に!
大容量ポータブル電源があれば、利用できる電化製品は多数。
電化製品が利用できれば、車中泊やキャンプなどアウトドアの可能性が広がります。
また、容量が多ければ残量を気にせずに思う存分電気を使用できます。
容量が少ないと、残量を気にしながら使わなければならないよ…
電気不足で悩んだからこそ、大容量ポータブル電源の必要性を強く感じたよ。
大容量ポータブル電源は
- 車中泊を快適に過ごしたい人
- アウトドアで思う存分電化製品を使用したい人
におすすめです。
ポータブル電源で大容量をおすすめする理由②災害時の予備電源に最適
大容量ポータブル電源は災害時の備えに役立ちます。
容量が少ないと、家族人数分の電気が確保できません。
大容量であれば、人数分の電気を数日分確保することが可能です。
大容量ポータブル電源は定格出力も高いものがほとんど!
定格出力2000Wを超えるポータブル電源では家庭用電化製品も利用!
上記以外にも電子レンンジやケトルが利用できるので、災害時の食事で困ることもありません。
停電や災害など、頻繁に起こるものではありませんが、万が一の備えとしてポータブル電源を購入しておくといいでしょう。
近年豪雨や台風など自然災害が多いので、一家に一台ポータブル電源を準備しておくことをおすすめします。
ポータブル電源で大容量をおすすめする理由③容量に比例してバッテリー寿命も長くなる
ポータブル電源には寿命があります。
電池の寿命を測る指標「サイクル」
サイクルの基準
0%の状態から満タンの100%まで充電して、その電気が0%になるまで放電し切った状態を「1サイクル」とカウントします。
『0%→100%→0%』を1サイクルと数えるよ!
充電サイクルはポータブル電源を何回充電したかではありません。
充電サイクルの回数が同じだとしても、大容量のほうが長寿命です。
なぜなら、容量が少ないと残量が100%→0%になるのも早いから。
充電サイクルの例
消費電力18Wのスマホを充電する場合
- 240Whの小容量ポータブル電源
約14回充電すると1サイクルを消費 - 1002Whの大容量ポータブル電源
約54回充電すると1サイクル消費
理論的には、大容量ポータブル電源のほうが約4倍寿命が長いことになります。
容量が大きければ大きいほど、ポータブル電源の寿命は長くなります。
充電サイクルが多いほうが長く利用できるからお得だよ!
単純に大容量のほうが充電サイクルの回数が多いメーカーもあります。
2000Whを超える容量では充電サイクルが3,000回以上のポータブル電源も!
大容量ポータブル電源は
- コスパ重視の人
- 長く愛用したい人
におすすめです。
おすすめしない!?大容量ポータブル電源の注意点
大容量ポータブル電源はキャンプや車中泊、災害時の備えとしておすすめですが、購入する際には注意が必要です。
大容量ポータブル電源の注意点
- 重量がある
- サイズが大きい
- 価格が高い
大容量ポータブルは容量が大きくなるに比例して、重量もサイズも大きくなります。
重量は20kgを超え、サイズはスーツケース並みの大きさのポータブル電源も!
ポータブルと思えないほど、持ち運びにくいものもあるよ。
大容量ポータブル電源は機能性は高いですが、携帯性が低くなります。
携帯性を高めるために二人で持ち運んだり、スーツケースのように車輪がついていたり、運びやすいよう工夫されているポータブル電源もあります。
大容量の1番の難点は価格が高いこと!
10万円超えは当たり前!高いものでは30万円を超えるものも…
しかし、大容量ポータブル電源は充電サイクルの回数が多いので、長期利用が可能!
容量約2000Wh
価格:199,800円/充電サイクル3000回以上
199,800円÷3000回=66.6円/回
1サイクルあたり約66円
ちなみに1サイクルで50Wのノートパソコン31回充電可能
つまり、66円でソートパソコンが31回充電できるということ!
ポータブル電源は高額と思われがちですが、コスパを考えると安いと言えます。
次章では、私たちがおすすめする大容量ポータブル電源を紹介します。
大容量かつ高出力のポータブル電源『AFERIY』がおすすめ
AFFERIY(アフェリ)はポータブル電源の研究開発・製造・販売をしている企業。
ユーザーに高品質で安全かつ革新的ポータブル電源を提供することを目標に取り組んでいます。
ユーザーのニーズと製品の安全性に重点を置いて、ポータブル電源を開発しているよ。
- リン酸鉄リチウムを使用
- BMS電池管理システムを採用
- 高安全性
- 世界標準の電池保護機能
- 電池の過充電と過放電の防止
- 電池寿命の延長
- 電池の状態の監視と管理
電気自動車と同じBMSを使用することで、最高精度の安全性を実現!
「日本製じゃないから不安」という人も多いですが、安全性は高いので安心して使用できるポータブル電源になっています。
安全性の高いポータブル電源を利用したい人におすすめ。
AFERIYは現在、最大2000Wの大容量ポータブル電源を販売しています。
AFERIYの特徴やスペックは公式サイトより引用
大容量AFERIYポータブル電源2000Wの特徴・スペック
AFERIYポータブル電源2000Wは容量約2000Whの大容量ポータブル電源です。
スペック
製品名 | 2000Wポータブル電源 |
電池 | リン酸鉄リチウム電池 |
サイズ | 392×279×323mm |
重量 | 22.0kg |
容量 | 1997Wh |
定格出力 | 2000W (ピーク4000W) |
AC入力 | 100〜120V 50/60Hz 定格1100W |
ソーラー入力 | 11.5〜50V 20A以下 最大500Wまで |
出力ポート | AC×6 DC×2 USB-A×4(うち2つ急速充電) USB-C×2 XT60×1 シガーソケット×1 |
充電時間 | AC:約2時間 純正ソーラーパネル2枚で約5時間 シガーソケット:約18時間 |
動作温度 | −10〜40℃ |
放電サイクル | 3000回以上 |
価格 | 199,800円 |
▽パッケージ内容物
- ポータブル電源本体×1
- ACケーブル×1
- ソーラーパネル接続ケーブル×1
- 本体カバー×1
- 取扱説明書×1(中国語・英語・日本語)
説明書を読まなくても必要最低限の説明は本体に記載されています。
重量があるため1人での持ち運びは大変ですが、2人であれば問題ありません。
サイズは2Lペットボトル3×6本分です。
持ち運べるけど携帯性は低いよ…
ちなみに、日本にはAFERIYのサービスセンターがあるため、使用中に不具合が生じても安心です。
AFERIYポータブル電源のおすすめポイント
AFERIYポータブル電源2000Wの特徴は「充電時間が速いこと」「高安全性」です。
容量が大きければ大きいほど充電時間がかかるものですが、AFERIYポータブル電源2000Wは2時間以内にフル充電が完了!
実際に0%→100%まで充電したところ▽
なんとINPUTは1070W!
1時間56分でフル充電できました。
安全機能もバッチリなので、急速充電でも安心。
また、定格出力が2000Wなので多くの電化製品が使用できます。
ポート数も多いので、複数のデバイスを同時に充電可能です。
最大16台同時に充電できるよ!
液晶パネルで残量や利用できる時間、入力/出力電力をチェックすることが可能!
ACやDC、どのポートを利用しているかを液晶パネル下部のアイコンで確認できます。
ポータブル電源は電源としてだけでなく、テーブルや物置としても使用可能▽
ちょっとした物が置けるのは便利だね!
さまざまなメリットもありますが、おすすめできないと感じる部分もあります。
- サイズが大きいから収納場所に困る
- 重いから持ち運びが困る
- 価格が高い
おすすめできない点もありますが、それよりもメリットのほうが多いです。
- 大人数でのキャンプ/連泊キャンプ
- 長期車中泊旅
- 予備電源(大家族であればより大容量のものを)
上記のような用途でポータブル電源を探しているのであれば、大容量がおすすめです。
電化製品をあまり使用しないソロキャンプ・車中泊であれば、小容量ポータブル電源でOK!
価格が高いのがネックですがコスパは最強なので、先行投資と考えればいいでしょう。
寿命は3000回!
1サイクル約66円で、パソコンを31回充電できます。
1回およそ2.1円!
高額な買い物はコスパや性能、長期利用が可能かどうかで判断するといいですよ。
AFERIY商品は主にAmazonで販売されています。
アフェリのポータブル電源を購入する場合はAmazonをチェックしてみてください。
▼他メーカーのポータブル電源をチェックしたい人はこちら
≫EcoFlow(エコフロー)のポータブル電源をおすすめする理由【使用感レビューあり】
≫Jackery(ジャクリ)のポータブル電源はおすすめ?使用感を徹底レビュー
ポータブル電源大容量は災害時にとくにおすすめ
大容量ポータブル電源は高額な買い物ですが、コスパを考えると決して高くはありません。
1サイクル当たりの費用を考えると、安いと言ってもいいよ!
大容量ポータブル電源はコスパ重視の人におすすめです。
大容量をおすすめする理由
- アウトドアの可能性が広がる
- 災害時の予備電源に最適
- 容量に比例して寿命も長い
しかし、用途によっては小型の小容量ポータブル電源のほうが使い勝手が良い場合もあります。
- ソロキャンプ
- ソロ車中泊
- 1人暮らし用の予備電源
ポータブル電源は用途によっておすすめの容量が異なるのです。
あなたの用途に合うポータブル電源を選びましょう。
- 大人数でのキャンプ/連泊キャンプ
- 長期車中泊/夫婦での車中泊
- 家族がいる家庭用の予備電源
- アウトドアで家電製品を利用したい人
- 災害時の備え
価格は高いですが長期利用ができるので、大容量ポータブル電源は将来への投資になります。
災害が多い日本では、万が一の備えとしてポータブル電源を一家に一台購入しておくといいですよ。
大容量ポータブル電源の購入を検討している人はぜひ下記をチェックしてくださいね。
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