医療職の働き方

理学療法士は離職率が高い!?理学療法士が退職・離職する理由

2022年5月24日

理学療法士として働いていると、すぐに辞めてしまう人も多いです。

希望する病院や施設にせっかく就職したのに、なぜすぐに辞めてしまうのでしょうか。

  • 思っていた職場と違った
  • 年収が低くてやっていけない!
  • 学びたいことができた

離職理由は人それぞれ。
キャリアアップを目指して転職する人もいますが、現在の職場に対して不満があり離職する人もいます。

今回は、理学療法士として5年勤務した私たち【かなかず夫婦】(@kanakazu_fufu)が「理学療法士の離職率が高い理由」を解説します。

今の職場で働き続けてもいいのか、悩んでいる方はぜひ参考にしてください。

この記事でわかること

  • 理学療法士の離職率
  • 退職・転職する理由
  • 次の仕事の決め方

これから理学療法士として、

どうしていきたいのか悩んでいる方

将来に不安を感じている方

理学療法士が離職しやすい理由を抑えておけば、次のステップアップに役立ちます。

理学療法士の離職率は高い?低い?

理学療法士として働いていると、5~10年目のセラピストが少ない病院が多いです。

かなき

どの友達に聞いても5~10年目が少なくて、5年目以下の若手が多いって話を聞くよ。

私がPTとして働いていたときから、以下のように感じることが多々ありました。

理学療法士の現状

  • 毎年必ず数人は辞める
  • だいたい3〜5年目で転職する人が多い
  • 室長や主任は辞めないが、中堅層が離職していく

このような環境で働いている理学療法士の人も多いのではないでしょうか?

職場領域での離職率の違い

厚生労働省の賃金構造基本統計調査によると、理学療法士の平均勤続年数は6.5年

労働者全体の平均勤続年数は11.9年となっています。

理学療法士の平均勤続年数が全労働者の約半分ということは、早くに離職する人が多いってことだよ!

かずき

 

日本理学療法士協会が平成28年(2016年)におこなった調査によると、理学療法士の離職率は、

医療機関で10.2%
介護福祉施設で18.8%

 

厚生労働省の令和2年(2020年)雇用動向調査によると、労働者全体の平均離職率は14.2%となっています。

理学療法士の離職率は高いと思われがち。

しかし、実際に比較してみると、飲食店やサービス業の離職率は20%以上を超えています。

なので、理学療法士は他職種に比べると離職率は平均的と言えるでしょう。

【離職率が高い理由】理学療法士が退職・転職するワケ

理学療法士が離職する理由はさまざまです。

キャリアアップや仕事内容・待遇への不満、職場での人間関係、結婚など。

ここでは、よく聞く理学療法士が離職・転職する理由を紹介します。

理学療法士の離職・転職理由

  • 給料・年収が低い
  • 人間関係の問題
  • 労働条件が過酷
  • スキルアップ・キャリアアップ
  • 家庭と仕事の両立

具体的な理由をそれぞれ紹介していきます。

 

転職理由①給料・年収が低い

理学療法士の平均年収は418.9万円です。

給与所得者全体の平均年収は433万円なので、理学療法士の年収は他職種に比べても低いことがわかります。

理学療法士は国家資格なので給料が良いと思われがちですが、資格持ちだからといって必ずしも給料や年収が良いとは限りません。

昇給率も高くないため、経験年数が上がるにつれて、給料に不安を抱く理学療法士も少なくありません。

そのため、より給料の良い職場を求めて、離職・転職する理学療法士が多いです。

また、給与を上げる方法のひとつでもある残業ですが、支給されない職場もあります。

かなき

新しい患者の情報整理のために始業より30分以上早く出勤するけど、その分は給料に反映されないんだよね…

 

理学療法士白書2016によると、残業代を100%支給が4割、全く支給されていないものも3割という結果が報告されています。

このように、給料が低い、働いてもそれ相応の報酬がもらえず不満が溜まり、離職するケースが多いです。

参考

理学療法士の給料や収入をアップさせる方法を詳しく知りたい方は、こちらの記事がおすすめです▼

 

転職理由②人間関係の問題

理学療法士が働く環境は人と接する機会が多いです。

 

  • 医者や看護師
  • 同僚や上司、ほかのリハビリ職
  • 看護助手や介護士
  • 患者や利用者、その家族
  • ケアマネージャーやソーシャルワーカー
  • 義肢装具士や福祉用具業者

 

たくさんの人とコミュニケーションを取らなければならず、人間関係が悪化することも少なくありません

誰しも合わない人がいると思います。

プライベートでは関わらないようにすればいいですが、仕事では嫌でも関わらなければいけません

かなき

リハビリ室の雰囲気は良くても、病棟での看護師さんとのやり取りが億劫だったことも…

人間関係の悪化はストレスにつながります。

ストレスから逃れるために、離職する理学療法士も多いです。

理学療法士の職場では、人間関係以外でもストレスを感じることが少なくありません。

こちらの記事で仕事のストレスの原因とストレスを解消する方法を紹介しています▼

 

転職理由③労働条件が過酷

理学療法士の仕事は、運動機能が低下した人々の機能回復や維持、予防を図ること。

業務のほとんどが肉体労働で、仕事量も多いです。

理学療法士の仕事内容

  • 患者や利用者へのリハビリ
  • 自主練習のメニュー作りや動作指導
  • リハビリした人数分のカルテ記載
  • 主治医やほかのリハスタッフ、看護師への情報共有
  • カンファレンスや回診
  • 患者や利用者家族への介助指導
  • 患者や利用者自宅の環境調査ならびに調整
  • 家屋調査の報告書作成
  • 退院時のサマリー作成
  • 施設内の委員会の仕事
  • 新患者の情報入力や情報共有
  • 設備や備品整理などの雑務
  • 新人指導や実習生の指導

重症度が高く、介助量の多い患者や利用者を1日に何人も担当することも…

年齢を重ねるに連れて、体力的にきつくなり、離職・転職する理学療法士もいます。

病院によっては、リスクの低い患者や利用者が多い職場もあります。

理学療法士の仕事は、肉体労働以外にもデスクワークが多いです。

デスクワークのほとんどが、勤務時間内に対応できないことが多いので、残業する時間も必然的に多くなります。

チェック

  • サマリー
  • 家屋調査報告書
  • カンファレンスや回診
  • 新患者の情報入力や情報共有

などは業務時間外になることが多いです。

すべての職場の労働条件が過酷とは言い切れません。

17時、定時に帰宅できる職場もたくさんあります。

そのため、今の職場よりも労働条件の良い職場へ転職する理学療法士が多いのです。

せっかく転職したのに、「こんなはずじゃなかった」と後悔する理学療法士も多いです。

こちらの記事で「転職失敗する人の特徴と失敗しないための対策」を紹介しているので、転職で失敗したくない人は参考にしてくださいね▼

 

転職理由④スキルアップ

スキルアップ・キャリアアップのために転職する理学療法士も少なくありません。

リハビリにはさまざまな分野があり、特定の分野に特化したいという理学療法士も多いでしょう。

  • 運動器疾患
  • 脳血管疾患
  • 呼吸器疾患
  • 心大血管疾患
  • ガン疾患
  • 急性期
  • 回復期
  • 終末期
  • 介護保険分野
  • 訪問リハビリ

 

幅広い知識を身につけるためには、さまざまな経験が必要。

ひとつの職場で身につけられるスキルは限られているといっても過言ではありません。

スキルアップのために現在の職場を離職し、転職する理学療法士がほとんどです。

かなき

私も介護分野を知るために、総合病院から介護老人保健施設に転職したよ!

 

スキルアップやキャリアアップすれば、給料や待遇UPにもつながります。

そのため、より満足のいく環境を手に入れるために離職するのです。

転職で失敗しないための注意点をこちらの記事で解説しているので、ぜひチェックしてみてください▼

 

転職理由⑤家庭と仕事を両立するため

家庭と仕事の両立は大変です。

とくに女性は出産や子育てを機に離職する理学療法士も多いでしょう。

今まで働いていた職場では育児がしにくいため、転職する人もいます。

こんな職場へ転職

  • 勤務時間が短い
  • 休みが取りやすい
  • 育児所がある

女性の場合、正社員からパートへ移行する理学療法士も少なくありません。

男性も育児休暇が取得できる時代になりました。

しかし、家庭と仕事の両立がよりしやすい環境を求めて離職・退職する人がいるのも事実です。

【理学療法士の離職】次の仕事の決め方

理学療法士を離職・転職したいと思っていても、次の仕事が見つかるのか不安という人も多いでしょう。

  • 理学療法士を辞めても大丈夫かな?
  • 少し休みたいけどPTとして復帰できるか心配…
  • 転職したいけど仕事が見つかるかわからない!

結論から言うと、心配する必要はありません!

国家資格を持っているので、ほかの職種に比べると再就職しやすいです。

ここでは、離職した後、次の仕事の決め方について紹介します。

おすすめの仕事

  • 転職サイトで条件の良い職場を見つける
  • 理学療法士とは別の職種へ転職する
  • フリーランスになる

それぞれについて詳しく紹介していきます。

転職サイトで条件の良い職場を見つける

離職したあと、同じ職業で転職先を考える人がほとんどでしょう。

転職方法はさまざまですが、効率よく転職先を見つけるには「転職サイト」がおすすめです。

転職サイトをおすすめする理由

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  • 求人数が豊富で、非公開の求人情報が手に入る
  • 客観的なアドバイスがもらえる
  • 転職活動がスムーズに進む
  • 自分に合った転職先が見つかる

忙しくて転職活動をする暇がないあなたでも、転職サイトを利用すれば自分に合った転職先が見つかります。

転職先の候補は自宅で探せて、施設の見学や面接の日程調整は転職サイトのスタッフが代行してくれます。

履歴書や面接の対策もサポートしてくれるよ!

かずき

 

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あなたの理想の職場を見つけてくださいね♪

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自分に合う就職先を見つけられないという方は、こちらの記事をどうぞ▼

 

理学療法士とは別の職種へ転職する

必ずしも理学療法士として働かなければならないわけではありません。

理学療法士の資格を活用できる一般企業へ転職する人もいます

例えば…

  • パーソナルトレーナーやスポーツトレーナー
  • 医療機器メーカーで医療機器の開発や研究
  • 住宅関係で住宅環境のアドバイスや住環境設備

 

無理に理学療法士として働く必要はないのです。

理学療法士の仕事が辛いなら、全く異なる職種で仕事をするのもおすすめ!

かずき

 

あなたの長所や得意なことを活かして、違う仕事を始めてみるのもアリです。

やってみたいこと、興味のある仕事を選びましょう。

新たに資格が必要になるかもしれませんが、いやいや理学療法士を続けるよりは新しいことに挑戦したほうがやる気も気分も上がります。

理学療法士にとらわれず、あなたの得意なこと、好きなことから新たな職種へ転職してみるといいですよ。

フリーランスになる

会社や組織に属さず、フリーランスになるのもひとつの手段です。

フリーランスとは

会社や特定の組織に所属せず、仕事に応じて自由に契約する働き方

かなき

私はフリーランスのライターとして働いているよ!

 

フリーランスは、案件ごとの契約になるので、会社勤めより自由な働き方ができます

仕事場所を選ばず、好きな場所で好きなときに、自分が選んだ人と仕事ができるのが魅力です。

フリーランスの働き方は、自分が持っている技術や知識を顧客に提供すること。

フリーランスが多い職種

  • Webライター
  • プログラマー
  • イラストレーター
  • カメラマン
  • Webデザイナー

フリーランスは、好きなことや得意なことを仕事にできるのでおすすめです。

Webライターを始めたい方は、この記事を参考にしてね!

かずき

【心身ともに疲れた方へ】仕事を辞めて休む

仕事を見つける前提で話をしてきましたが、仕事で疲労してしまい、「もう働きたくない!」という人もいるでしょう。

そんなときは、一度仕事を辞めるのもひとつの方法です。

仕事を辞めて

  • 趣味に没頭する
  • 日本一周/世界一周の旅にでる
  • 田舎でのんびり過ごす
  • 実家に帰る
  • ひたすら休む

など疲れをとりましょう!

かなき

旅に出る看護師さんはよくいるね!

 

無理して働き、病気や自殺してしまう人も少なくありません。

暮らしていけるお金があるのなら、仕事を辞めて休むことも時には必要です。

私たちは車で日本一周旅をしています。

バンライフが気になる人は、こちらに「バンライフの始め方」をまとめたので参考にしてください▼

理学療法士で将来について悩んでいる方へ

理学療法士は国家資格なので、離職しても再就職しやすいです。

そのため、平均勤続年数がほかの職種と比べると短いという特徴があります。

離職しても再就職しやすいのは資格持ちの特権だね!

かずき

 

  • 今の職場でつらい思いをしている方
  • 将来が不安な方
  • 自分に合った職場・転職先を見つけたい方

今の職場に居続ける必要はありません

一度離職してみるのもひとつの方法です。

我慢して働くと身体を壊したり、精神的に病んでしまうことも…

そうなってからは遅いです!

離職しても転職先はたくさんあります。

一度きりの人生。

楽しく後悔のない人生にするために、自分に合った方法を選択してください。

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