超高齢化社会を迎えている日本。
理学療法士が活躍する場が増えてきています。
しかし、職場に不満があり、転職をする人も多いです。
- 思っていたより給料が低い…
- もっと給料の良い職場に転職しようかな?
- 残業も多いし、有給が取りやすい職場に転職したい!
良い条件の職場に転職できたと思っていても、実際働いてみたら職場環境が悪く、就職や転職で失敗することも…
どうすれば転職で失敗しないのかな?
転職する条件を決めて、情報収集をしっかりすれば転職の失敗を防げるよ!
今回は、理学療法士として5年勤務した私たち【かなかず夫婦】(@kanakazu_fufu)が「理学療法士が転職で失敗しないための注意点」を解説します。
就職の際にも役立つので、ぜひ参考にしてくださいね。
この記事でわかること
- 理学療法士の転職事情
- 転職で失敗しないための注意点
- 効率よく転職するための方法
理学療法士などの医療職は、キャリアアップやスキルアップのため、転職がつきものです。
転職に失敗しないためにも、今回紹介する注意点を押さえておきましょう!
副業に興味のある人はこちらの『理学療法士におすすめの副業』を参考にしてください▼
今の仕事がつらい人へ
働き方や将来のキャリアに対して悩んでいる人はたくさんいます。
私たちも働き方で悩んでたよ。
仕事・キャリアの悩みは人生単位。
考えても考えても自分1人では行き詰まってしまいます。
視野は狭くなるし、最適な答えがいつまで経っても見出せなかった…
でも、人と話すこと、相談することにより、自分を客観的に見ることができ悩みをひとつずつ解決できるように。
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理学療法士の転職事情
国家資格である理学療法士
将来安泰だし、給料も高いだろうと、理学療法士になった人は多いのではないでしょうか。
高齢者が増えているし、就職先には一生困ることはないと思って、理学療法士になったよ!
理学療法士の数は年々増えており、飽和状態とも言われています。
また、ロボットがリハビリをする時代がくるとも言われており、決して安泰な職業とは言い切れません。
そのため、早いうちにほかの仕事に転職する方、稼げる職場に転職する方が増えています。
ほかにも以下のような理由で転職する人が多いよ!
理学療法士が転職する理由
- 給料や年収に不安がある
- 仕事量が多くて自由な時間がない
- 休みが取りづらい
- 人間関係が悪く精神的に疲れてしまった
- プレッシャーから治療をするのが怖くなってしまった
- スキルアップのため他の病院で働きたい!
- 定年まで働ける自信がないからほかの仕事に就きたい
どの方も将来に対する不安、現状に対する不満から転職を選択します。
ここからは、働いて何年で転職する理学療法士が多いのかを紹介していきますが、転職で失敗しない方法を先に知りたい方は【コチラ】から読めます。
理学療法士として働いて何年で転職するのか
みんなは働いて何年で転職しようと思うのかな?
転職を決意するタイミングは人それぞれ。
理学療法士で転職を検討する方は、とくに1年目・3年目・5年目が多いです。
それぞれどんな理由で転職するケースが多いのかを紹介します。
1年目で転職する理由
理学療法士になってすぐに辞めたいと思う人が多いのが現状です。
私も働き始めてすぐ、患者さんと上手くコミュニケーションが取れず、辞めたいと思ったことがあるよ!
1年目で転職したい・辞めたくなる理由には
- 患者さんとの付き合い方
- 技術不足
- 上司や同僚、看護師などとの人間関係
- 業務の大変さやプレッシャー
- 給料や年収の低さ
が挙げられるます。
特に患者さんと良い関係が築けず、自分には理学療法士が向いていないという理由で退職してしまう方が多いです。
確かに1年目は転職したいというより、辞めたい!って思う人のほうが多かったかも…
3年目で転職する理由
1つの施設で3年働いてから転職する理学療法士が多いです。
なぜなら、さまざまな分野を経験したい、スキルアップしたいという向上心を持った方が多いからです。
3年目はスキルアップのために転職もしたいし、給料の安さもどうにかしたい!って思った時期だったな〜
理学療法士は3年で一人前と認められるケースが少なくありません。
3年経つと独り立ちし、教わる立場から後輩や実習生を指導する立場になります。
一人前と認められてからは、仕事量が増え、残業することが当たり前になっていきます。
しかし、業務量が増えたのに、給料が上がらないことに疑問を抱き…
「給料の良いところに転職しよう!」
という考えになる3年目理学療法士がたくさんいます。
このように3年目で転職したくなる理由は
- 給料や年収の低さ
- スキルアップ目的
が多いです。
お金がすべてではありませんが、業務量が多いのに給料が安くてはその職場でずっと働きたいとは思えません。
給料の安さに悩んでいる方には、コチラの記事がおすすめです。
給料・年収をアップさせる方法を紹介しているので、ぜひ参考にしてください▼
5年目で転職する理由
理学療法士として独り立ちをし、さまざまな業務をこなすようになる5年目。
だからといっても、給料は初任給のときと大差ありません。
5年目は3年目と同様、給料をあげたい、スキルアップしたいと転職を考える方が多いでしょう。
しかし、それよりも多い転職理由が人間関係のこじれです。
5年目にもなると病棟や部門のチームリーダーを任され、指導や管理職の業務が増えます。
中堅的な立ち位置になり、若い世代と上司の板挟みに合うことも…
現在の職場で人間関係を修復するよりも、やりたい分野がある施設へ転職してしまったほうが手っ取り早いです。
転職したほうが給料がアップするかもしれないしね!
このように、理学療法士はさまざまな理由で転職していきます。
理学療法士が転職で失敗しないために注意すべき5つこと
せっかく転職するのなら自分に合う職場を見つけたいよね!
転職してから「この職場は合わないな」と思っても、すぐに再転職するわけにはいきません。
理学療法士が転職の多い職種だとしても、短期間での転職はキャリアに傷がつくし、信用を失いかねないよ!
自身の信用を失わないためにも、転職で注意すべき点を紹介します。
転職で失敗しないコツ
- 転職条件を明確にする
- 情報収集をしっかりする
- 職場見学にいく
- 疑問に思ったことは質問しておく
- 複数の就職先と比較する
これから紹介する注意点を抑えておけば、転職で失敗することはありません。
あなたに合う転職先を見つけてくださいね。
就職先や転職先がなかなか見つからない方はこちらの記事を参考にしてみてください▼
失敗しないためのコツ①転職条件を明確にする
理学療法士の転職先はたくさんあります。
転職条件を明確にすれば、転職先で悩む心配はありません。
- とりあえず給料が高いところに転職したい!
- 休みが多いところで働きたい!
- 通勤に時間をかけたくない!
このように、不満を解消するために転職する理学療法士が多いです。
現在ある不満を解消する目的で転職先を選ぶのもいいですが、それだけでは転職条件が少なすぎます。
転職条件はできるだけ多く挙げておきましょう。
ポイント
転職の希望条件をできるだけ詳しく決めておくと、細かな点まで確認するようになります。
そのため、「あれも確認しておけばよかった」など後悔を防ぐことができます。
しかし、転職条件を決めたとしても、必ずすべての希望条件を満たす転職先があるとは限りません。
希望をすべて満たす転職先はほぼない気がする…
転職条件には優先順位をつけておこう!
転職条件の優先順位を決めておかないと、どの条件を重視して転職先を決めたらいいのかがわかりません。
具体的に順番を決めておかなくても
- 絶対に譲れない条件
- 最悪なくてもいい条件
には分けておきましょう。
働きやすさだけでなく、プライベートも加味して、転職条件を決めておくといいですよ。
理学療法士が就職できる施設はさまざまです。
こちらの記事で、就職先や選ぶときの注意点を紹介しているので参考にしてください▼
失敗しないためのコツ②情報収集をしっかりする
あなたに合った転職先かどうか判断するためにも、情報収集はしっかりしましょう。
情報収集をおろそかにすると、思っていた職場と違ったと後悔することも…
後悔しないためには情報収集が大切!
確認しておくべき求人情報
- 給与/賞与
- 給与以外の支給
- 勤務形態/勤務時間
- 年間休日数
- 有給日数
- 産休/育休制度
- 保険などの福利厚生
ほかにも、
- 月間の残業時間
- 有給取得率
- リハビリ単位取得数
など、ほかの職場と客観的に比較できる情報も確認しておくといいですよ。
理学療法士として成長するためには、勉強会や学会で学ぶことも大切です。
転職先ではどのようなことが勉強できるのかも確認しておきましょう。
注意点
知識を身につけるのにはお金がかかります。
勉強会や研修の費用、交通費は支給されるのかどうかの確認もしておくといいですよ。
なるべく詳しく情報収集できれば、転職での失敗を防げるよ!
ネットや知人からの情報だけではなく、多くの転職先の情報を持っている転職サイトから情報収集するのもひとつの方法です。
転職サイトは登録が無料だから、情報収集するのにもってこいのツールだよ!
情報収集を怠ると、転職の失敗につながります。
失敗を防ぐためにも、さまざまな方法で情報を集めることをおすすめします。
転職サイトについて知りたい方は、こちらで「転職サイトのメリット・デメリットや利用方法」を解説しているので参考にしてください▼
失敗しないためのコツ③職場見学にいく
転職で失敗したくなければ、必ず職場見学をしておきましょう。
理学療法士として働く場合、ネットや求人だけの情報収集では不十分です。
理学療法士として現場の雰囲気を知るためにも、必ず職場見学にいこう!
職場見学でわかること
- リハビリスタッフの人数(理学療法士の人数)
- 働いているスタッフの年齢層
- スタッフの男女割合
- 働く姿勢
- リハビリ室のきれいさ
- 検査器具や治療器具の充実さ
見学に行くことでスタッフや上司と話すことができます。
直接関わることで、その方の人柄や理学療法に対する考え方もわかります。
職場見学ってめんどくさいと思うけど、働きやすいかどうか判断するにはもってこいの機会だよ!
このように職場見学は、あなたに合っている職場なのかを見極める判断材料になります。
ポイント
施設によっては病棟も見学できます。
働き始めると病棟に行く機会が多いので、病棟の雰囲気もチェックしておくといいですよ。
失敗しないためのコツ④疑問に思ったことは質問しておく
情報収集や職場見学をして、疑問に感じたことは質問しておきましょう。
職場見学をすると、「最後に質問などはありますか?」と必ず聞かれます。
疑問やネットでは確認できなかったことを解決するために、質問しておくことが大切です。
細かな点を確認せずにいると、働き始めてからこんなはずじゃなかったと後悔するよ!
職場見学に直接行くことが不可能な場合は、電話で対応してくれる施設もあるため電話で質問しましょう。
転職の決め手になる疑問や知りたい情報は必ず確認しておいたほうがいいんだね!
疑問や確認不足を放置してしまうと、必ず失敗します。
あなたに合った職場を見つけるためにも、疑問は解消しておくことをおすすめします。
失敗しないためのコツ⑤複数の転職先と比較する
理学療法士として働いていると、
「忙しくて転職活動が進まないから、1つに絞って転職先を決めた」
という方が少なくありません。
最初から1つ絞って、転職するのは危険!
自分が絶対に譲れない条件で転職先を決めれば、後悔しないと思うかもしれません。
しかし、客観的に判断するために、転職条件に合う転職先を3~5ヶ所はピックアップしましょう。
最初から1つに絞ってしまうと、好条件の転職先が合っても見逃してしまいます。
「有名な病院だから」「給料が高いから」といって、あなたが理学療法士として働く環境に適しているとは限りません。
1番良いと思っていた転職先が、実は人間関係が最悪な職場だったなんてことも…
複数の転職先を比較すれば、それぞれのメリット・デメリットが把握できます。
メリットだけでなく、デメリットを把握することで、失敗や後悔を防げます。
複数と比較することで、最も自分に合う転職先を見つけることができるよ!
あなたにとって良い条件の転職先が1回で見つかったとしても、必ず複数の転職先と比較してから最終判断するようにしましょう。
いくつもの転職先をリサーチするのはめんどうだな…
複数の転職先と比較するのが重要と分かっていても、「手間だから1ヶ所に決めちゃおう」と考える人が多いです。
そんなときは、転職サイト を利用しましょう!
転職サイトを利用すれば、各施設の公式ホームページで理学療法士を募集しているかどうか確認する手間が省けます。
転職サイトでは給料や年間休日数、勤務体系などの求人情報も確認できるよ!
転職サイト は自分で情報収集するよりも詳しい情報が簡単に手に入るため、仕事で忙しい理学療法士におすすめの手段です。
【理学療法士】5つの注意点を把握すれば転職は失敗しない!
理学療法士は節目節目で転職する人が多いです。
転職してから後悔しては遅いので、今回紹介した注意点を抑えて、転職での失敗を防ぎましょう!
転職で失敗しないためのコツ
- 転職条件を明確にする
- 情報収集をしっかりする
- 職場見学にいく
- 疑問に思ったことは質問しておく
- 複数の転職先と比較する
給料や年間休日数など雇用条件も大切ですが、あなたが働きやすい環境の転職先を見つけることが大切です。
転職条件を明確にし、必ず複数の転職先と比較して最終的に判断しましょう!
自分に合う働き方を見つけられないときは
自分だけでは働き方をどう変えればいいかわからず、職場を変えても職種を変えても、自分に合った仕事に出会えない人もいるでしょう。
- 転職で失敗したくない!
- 自分らしくいられる仕事に就きたい!
- 我慢したくない!
私たちもこう思いながら、自分たちで模索し続け、時間だけがかかってしまいました。
時間は有限。早く自分に合った働き方を見つけるためにはキャリア相談がおすすめ!
キャリア相談では自己分析からキャリア設計まで丁寧にサポートしてもらえます。
自分1人で悩む必要なし!
自分の強みや弱みを客観的に把握することで、あなたに合う生き方や働き方が見つかります。
- 自分に浮いている仕事がわからない人
- 職種を変えるか迷っている人
- 相談する相手がいない人
自分の適性やキャリアを根本から見直したい人は、キャリア相談を利用してみてください。
今日が1番若い日。決断が遅れると、つらい日々が続くでしょう。
ずっとつらいのは避けたい…
キャリア相談は費用がかかりますが、人生の大部分を占める仕事が苦痛から「楽しい」「やりがいがある」に変わります。
今なら無料相談ができるので、試してから利用するか判断するといいですよ♪