
2020年8月の平日に利用させていただきました。
世界遺産知床を観光する前に道の駅知床・らうすで車中泊しました。
道の駅知床・らうすは小さな道の駅です。車中泊可能でしたが、利用は短時間で済ませた方が良いと思います。
私たちは夜20時くらいに着き、道の駅営業時間前には退散しました。
【車中泊スポット】道の駅知床・らうすの場所はこちら♪
道の駅知床・らうすは国道335号線沿いにあり、知床横断道路(国道334号線)の羅臼側の入り口にある道の駅です。
北方領土・国後島に1番近い道の駅と言われています。
国道334号線知床横断道路は冬期間(11-4月)は通行止めになるので、注意!
目の前には根室海峡と北方領土・国後島が、後ろには日本百名山のひとつ羅臼岳がそびえ立っています。
世界自然遺産知床は、日本で最後に残ると言われている手付かずの自然があり、山にはヒグマが、海にはシャチが生息し、海と陸の生態系の頂点に君臨する野生生物が住んでいる地域です。
【車中泊レポート】道の駅知床・らうすの駐車場の様子
道の駅知床・らうすの駐車場は狭く圧迫感があります。

ただ、駐車場内は平らなため車中泊しやすいです。
車中泊目的で利用している車もいましたが、ほとんどが釣り目的で駐車している車でした。
道の駅館内でも釣り道具の準備をしている人や、駐車場で道具を広げている人もいました。
奥の駐車スペースの後ろが芝生になっているため、そこに椅子やテーブルを出して火を浸かっている人もいました。
公共の駐車場を利用させてもらう場合は、ルールやマナーを守ってほしいと思いました。
キャンプがしたい方は近くに羅臼温泉野営場があるのでそちらをどうぞ。
道の駅知床・らうすは国道沿いのため車の音が気になります。
また、海がすぐ近くのため風の音や鳥の音も気になりました。
音に敏感な方は、耳栓必須です。
嫁は音で何度か起きましたが、旦那は爆睡でした。

道の駅の裏は住宅地なので、防犯面は安心です。
道路沿いに街灯も立っているため、明るく夜でも安心してトイレに行くことができます。
電波状況は主要キャリアの電波もポケットWi-Fi『WiMAX』の電波も良好でした。
【車中泊レポート】道の駅知床・らうすの設備は?
トイレの様子

24時間利用できるお手洗いは館内にあります。
館内が開いていると館内で寝泊まりする人がいるのか、下記のような注意書きがありました。

宿泊している人はいませんでしたが、ここで釣り道具を広げて釣りの準備をしている人がいてとても迷惑でした。
トイレ内は感知式で電気がつくので、安心して利用できます。
手洗い場で食器や洗濯をする人がいるため、手洗い場のところに監視カメラがついていました。
女性トイレの様子。


トイレはウォシュレットもついており、手洗い場もきれいでした。


男性トイレもきれいでした。
ゴミ箱と水道設備について
ゴミ箱は館内入り口に缶とペットボトルのみありました。

ゴミ袋を購入すれば有料で引き取ってくれるそうなので、ゴミに困っている人は道の駅のスタッフに声をかけてみてください。
北海道の道の駅は場所によって有料で引き取ってくれるところが多いです。方法はそれぞれの道の駅内に掲示されていたりするので、チェックしてみてください。
水道は見当たりませんでした。
道の駅内ショップについて

正面入口から入ると真ん中のスペースは観光案内になっています。
正面向かって左側はお食事処、知床食堂になっています。
正面向かって右側は羅臼漁業協同組合直営店・海鮮工房になっています。
営業時間外に来たので、利用できませんでした。
【道の駅知床・らうすで車中泊】世界自然遺産知床を観光!
道の駅知床・らうすは世界遺産知床を観光するにはもってこいの車中泊スポットです。
知床峠までは車で25分、フレペの滝まで40分、知床五湖まで50分です。
カムイワッカ湯の滝は知床五湖から20分くらいです。
私たちが観光したスポットをいくつか紹介します。
知床峠
道の駅知床・らうすから国道334号線知床横断道路を進みます。その頂上に知床峠はあります。
ウトロと羅臼を結ぶ全長23.8kmの知床横断道路は絶景のドライブコースでした。
知床峠には駐車場があり、羅臼岳と写真が撮れちゃいます。

車で旅をしているので、COMOちゃんとスリーショットで記念撮影をしました。
知床五湖
知床五湖は世界自然遺産知床を代表する景勝地です。
原生林に囲まれた五つの湖は「神様が指をついてできた」というアイヌの伝説を持っています。
知床五湖を周るにはコースが2種類あります。
無料で周れる舗装されている高架式木道コース。
もう一つは有料(200円)でレクチャーを受けてから原生林の中の五つの湖を周る遊歩道のコースがあります。

私たちは原生林の中を歩く有料のコースにしました。
いつヒグマと出会うかわからない中を進む緊張感と自然の雄大さに感動しました。
野生のヒグマを見ることはできませんでした。
コースを周る際は食べ物や甘い飲み物(水・お茶以外)は持ち込み厳禁です。
ヒグマはにおいによってくるそうです。
コースを散策した後に知床五湖フィールドハウスで食べたコケモモソフトが絶品でした。

ほんのり甘く、すっきりした味わいです。
知床五湖について:https://www.goko.go.jp/index.html
カムイワッカ湯の滝
カムイワッカとはアイヌ語で神の水という意味です。
カムイワッカ湯の滝の道路は規制されています。
時期によっては公共のバスでしか行けない期間もあります。
私たちが利用したときは規制が解除されていたため自家用車で行くことができました。
カムイワッカまでの道は砂利道で砂煙がすごい道でした。
駐車場からちょっとした崖を登ると滝が見えてきます。
滑りやすいので注意。
滝の上部を見るためには川の中を歩かなければ行けません。
ちょっとした滝登りをしないと行けないため、靴は濡れても良い、滑りにくいマリンシューズがおすすめです。
現在は落石の恐れがあるため一の滝までしか行くことができません。
滝壺になっているところが何箇所かあり、そこで入浴することができます。
私たちは水着で行ってきました♪

お湯は熱くなく、ぬるいです。
浸かっているとピリピリしてきます。
監視員の人いわく、酸性でph1-2の間だそうです。つまり強酸性の温泉ということです。
肌が弱い方は入ったあとは水で流した方が良いですね。
監視員の方は繁忙期の夏場だけいるそうです。
仮設トイレはありますが、更衣室等はありません。私たちは車の中で着替えました。
規制の時期などの詳細はこちら:http://center.shiretoko.or.jp/guide/kamuiwakka/
【車中泊レポート】道の駅知床・らうすで車中泊した感想
道の駅知床・らうすは羅臼町にある小さな道の駅でした。駐車場が小さいため昼間は混雑しているようです。
夜は車中泊の利用者より、釣り目的で駐車している人が多かったです。
道の駅館内で釣竿の手入れをしていたりと、夜トイレを利用するときに道が通りにくく困りました。
駐車場が小さいため圧迫感がありますが、駐車場が平らなため問題なく車中泊することができました。
駐車場が狭いので、道の駅営業時間前には退散しました。
世界遺産知床を観光する際には便利な道の駅です。
【車中泊スポット】道の駅知床・らうすの情報
名称 | 道の駅知床・らうす |
住所 | 北海道目梨郡羅臼町本町361-1 |
駐車場 | あり 24時間利用可 大型3台 普通車25台 身障者用2台 |
営業 時間 | 5-10月9:00-17:00 11-4月10:00-16:00 |
トイレ | あり |
ゴミ箱 | 道の駅建物内にあり |
水道 | なし |
Wi-Fi | Free Wi-Fiあり |
Web サイト | こちら |
【おまけ】日帰り温泉スポットと車中泊スポット
道の駅知床・らうすから車で10分のところにある無料露天温泉『熊の湯』がオススメです。
源泉掛け流しの温泉が無料で入れちゃいます。
露天風呂しかありませんが、更衣室もあり、女湯は囲い貸してあるため安心して入浴することができます。
他の日帰り温泉スポットはこちらからどうぞ▽
車中泊スポットはこちらからどうぞ▽
最後に
道の駅知床・らうすは羅臼町にあるため知床峠から近く、世界遺産知床を観光する際にもってこいの車中泊スポットです。
駐車場が小さいため長期滞在はしないようにしましょう。
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