
2020年6月に参拝しました。
金櫻(かなざくら)神社は甲府の名勝、昇仙峡を登りつめた地に鎮座する金峰山を御神体とした神社です。
金櫻神社の御朱印はこちら!

真ん中に金櫻神社の印が押されています。
この御朱印用の判子はなんと水晶でできているんです!

宮司さんいわく、この判子は1つの水晶の塊からできていて重さが2kgもあるそう。
宮司さん、「重たいし、水晶は判子にむいてないよ。」
と言っていました。
なぜ、判子が水晶でできているのかは後ほど説明しますね!
金櫻神社の御朱印の初穂料は300円でした。
金櫻神社の【ご由緒】
第10代崇神天皇の代(約2000年前)に各地に疫病が蔓延した際に、諸国に神を祀って悪疫退散と万民息災を祈願。
甲斐国(山梨県)においては金峰山山頂に御祭神である『少彦名命』を祀ったことが起源となっています。
後に、須佐之男尊と大巳貴命の2神が合祀され、御祭神は3柱となりました。
御祭神
○少彦名命(すくなひこなのみこと)
日本の国造りに関わった、とても重要な神様です。
身体が小さく、一寸法師のモデルにもなった神様といわれています。
*ご利益
医薬、病気平癒、酒造繁栄、五穀豊穣、国土平安、諸産業興産、航海守護、漁業守護、縁結び
○須佐之男尊(すさのおのみこと)
素戔嗚尊と表記する場合もあります。防災除疫の神様として有名です。
イザナギとイザナミの間に生まれ、天照大神の弟にあたります。
*ご利益
縁結び、厄除け、子孫繁栄、家内安全、商売繁盛、学問上達、五穀豊穣、病気平癒、水難除け、火難除け、病難除去
○大巳貴命(おおなむちのみこと)
大国主命の別名があります。
金運upや縁結びの神様としても有名。
*ご利益
縁結び、子授、夫婦和合、五穀豊穣、病気平癒、産業開発、交通・航海守護、商売繁盛
【御朱印巡り】金櫻神社をレポート!

参道は鳥居をくぐり、266段の階段からスタートします。
鳥居をくぐる前に手水舎で手と口を清めます。

神社の標高854m。
266段一気にかけあがると疲れてしまうので、景色を楽しみながら上りました。

杉の巨木。神が宿る木として、注連縄(しめなわ)が張られてる木が7 本ありました。
樹齢は推定700〜800年だそうです。
参道の途中に稲荷神社もありました。

さらに階段を上ると、昇龍・降龍の大石像が左右にあります。
迫力がすごかったです。


上までいくと拝殿が見えてきます。
夏越(なごし)の祓えの時期だったため、茅の輪がありました。

夏越の祓えとは「水無月(6月)の祓え」とも言い、半年間の汚れを祓い無病息災を祈る行事です。
この行事で、茅(かや)で作られた茅の輪(ちのわ)くぐりを行います。
茅の輪をくぐることによって、心身を清め、無病息災・厄除け・家内安全を願います。
茅の輪をくぐり、参拝へ。

二拝二拍手一礼。

本殿にも水晶が置かれていました。

金櫻神社は水晶発祥の神社といわれています。
医薬禁厭(医者・薬と厄除)の神として2000年の歴史をもつ水晶守が御神宝。
御神宝の水晶はこの地で発掘され、磨き出された『火の玉・水の玉』です。
水晶発祥の神社だから、御朱印の判子が水晶で作られていたんですね。
参拝後に拝殿横にある社務所で御朱印をいただきました。

社務所の横にある『招福大黒天』は昭和30年の火災で焼けた杉(樹齢1500年)で彫られています。

パワースポットがいっぱい

○神砂
まくとその土地が清められ、田畑にまくと害虫がつかなくなるとされています。

○鬱金うこん櫻
金運スポットの御神木です。「金の成る木」で4月下旬から5月初旬の開花時は金の気に満ちているといわれています。
金運upのご利益を得たい人は4〜5月に参拝するのをおすすめします。


○昇龍・降龍
昭和30年の火災で焼失したため、復元されたものです。
この昇龍・降龍は木でできています。
○遥拝所
入山入り口から徒歩20分で行けます。

時間がなくて行けませんでしたが、富士山と金峰山が見えるそうです。
入山時間が決まっているので、気をつけてくださいね。
266段の階段を上らなくても参拝可能!
拝殿横にすぐ行けるよう上にも駐車場がありました。

鳥居の左には御神水があります。

こちらで手と口を清められます。
また、水取りも可能!
私たちは水筒に汲みました。
水が冷たく、美味しかったです。
近くにある縁結び・子宝のご利益で有名な『夫婦木神社』
金櫻神社から500m程下ったところに夫婦木神社はあります。
御神木が世界でも稀な奇木で女性と男性のシンボルの形をしているんだそう。
こちらも参拝してブログにまとめてあるので、よかったらこちらからどうぞ▽
【金櫻神社】アクセス
住所 | 山梨県甲府市御岳町2347 |
受付 時間 | 9:00-17:00 |
駐車場 | あり 無料 |
Web サイト | こちら |
最後に

元気な方は下の駐車場に車を停め、階段266段の参道を通って参拝することをおすすめします。
杉の中を上っていくと、心身が清められた気分になり、エネルギーをいただけます。
狛犬や石像の昇龍・降龍も見れるのでオススメです。
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