
2020年7月に参拝しました。
山寺:宝珠山立石寺は
『閑さや 岩にしみ入る 蝉の声』
という松尾芭蕉の句でしられています。
駐車場はありますが、どこも1日500円のところがほとんど。
参拝の際は近いところに駐車することをオススメします。
【御朱印巡り】山寺 立石寺の御朱印はこちら!
わたしは奥の院まで参拝したので、記念に妙法堂と大仏殿の御朱印をいただきました。

字がかすれているところがいい味だしている御朱印です。
御朱印帳に直接書いて頂けます。
奥の院まで行った道のりを考えると、御朱印をいただけるのがとてもありがたかったです。
奥の院の御朱印は選り好みせずに、妙法堂と大仏殿の2ついただかなければなりません。
初穂料は1つ300円。
2つで600円です。
立石寺の御朱印は入口の方、立石寺本堂でいただけます。
山寺では各御堂に御朱印があります。
賽銭箱に初穂料を入れて書き置きをいただく、御堂もありました。
記念に全ての御堂でいただくのも良いですね!
【御朱印巡り】立石寺の歴史

山寺と呼ばれることが多いですが、正式には宝珠山立石寺と言います。
貞観2年(860年)、第三世天台座主慈覚大師円仁によって建立された、天台宗のお寺です。
当時、この地を訪れた慈覚大師は土地の主より砂金1000両・麻布三千反をもって周囲十里四方を買い上げて寺領としました。
開山の際には本山延暦寺より伝教大師が灯された不滅の法灯を分けられ、また開祖慈覚大師の霊位に捧げるために香を絶やさず、大師が宝珠山に伝えた4年を一区切りとした不断の写経行を護る寺院となったそう。
現在は33万坪の境内を持ち、その中に30余りの堂塔が残され、3つの不滅(法灯・香・写経行)がいまなお守られているそうです。
【御朱印巡り】宝珠山立石寺:山寺の奥の院までの道をレポート!
『閑さや 岩にしみ入る 蝉の声』
松尾芭蕉の句でも知られている山寺は境内が豊かな自然でいっぱいでした。

入口で夫婦で記念撮影。
入口には登山口と書かれていました。
1000段の階段もあり、山寺とも呼ばれているため、登山口が正しいように思いますね。
参道を進み、お手水でお清め。

献香所で身体をお清め。

すぐに立石寺御本堂を参拝できました。

私の目的は奥の院のため、先に進みます。
山門までの途中に興味を引く、石がありました。

亀の甲石という亀の形をした石がありました。
古来より、延命・長寿の霊験ありと伝わっています。

小銭の置く場所によって、ご利益が違うようです。

山寺の境内は広大です。
山門につき、ついに入山!
入山料は大人1人300円です。
山門からまずは仁王門を目指します。
仁王門までの途中にせみ塚や弥陀洞がありました。

長い歳月の雨風が岩をけずり、阿弥陀如来の姿をつくり出しました。
一丈六尺(約4.8m)の姿から丈六(じょうろく)の阿弥陀ともいいます。
仏のお姿に見ることができる人には幸福が訪れると言われています。
弥陀洞を過ぎると仁王門が見えてきます。

嘉永元年(1848年)に再建されました。
左右には仁王尊像が安置されています。
仁王門から少し上ると性相院があります。

慈覚大師が作ったと伝えられる阿弥陀如来が本尊です。
運慶作の毘沙門天を安置しており、明治元年に山の善行院・極楽院を合併したとのこと。
性相院の少し上に金乗院があります。

延命地蔵菩薩を本尊とし、千体・不動明王が安置されています。
途中におびんずるさまがいました。

撫で仏のおびんずるさま。
昔から像を撫でると病気が治り、病にかからないと言われています。
記念になでました。
奥の院を目指している最中に山の方にお堂?建物が見えました。

なんの目的でこんなところに建てたのでしょうか。
どうやって建てたのか不思議です。
やっと、奥の院に到着しました。

様々なお堂を拝見しながら行ったので、思ったよりあっという間に到着しました。
お堂の前の金灯篭。

後ろには奥の院妙法堂(向かって右)と大仏殿(左)があります。
写真撮影禁止とのこと。
両お堂の間にある社務所で御朱印をいただきました。
奥の院こと妙法堂は慈覚大師が中国の修行で持ち歩いていた釈迦如来と多宝如来を本尊としています。
大仏殿には像高5mの金色の阿弥陀如来像が安置されています。
奥の院まで千十余段の石段を一段一段登ることによって、煩悩が消滅され、幸福になれると言われています。
奥の院まで行くと、とてつもない達成感が味わえます。
試しに一度登ってみてはいかがですか?
【御朱印巡り】山寺:宝珠山立石寺の情報
住所 | 山形県山形市山寺4456-1 |
時間 | 8:00-16:00 |
駐車場 | あり 有料 大体1日500円のところが多い |
Web サイト | こちら |
営業時間は季節によって変動あり。
【おまけ】嫁の御朱印日記
わたしは参拝した記念に今まで訪れたお寺・神社をblogでまとめています。
よかったら、ご覧ください♪
最後に
山寺の奥の院まで参拝し、身も心も清められた気分になりました。
景色を見ながら、奥の院まで進んでいくと、1000段の階段があっという間でした。
山形県に来た際にはぜひ参拝してみてください。
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