
2020年6月に川崎大師を参拝しました。
川崎大師は寺院になります。
大師とは”仏・菩薩”のことを指します。
諸々の厄災を削除する厄除大師として有名です。
総本山は京都東山七条にある智積院になります。
川崎大師境内でもらえる御朱印は3種類!

境内では3種類の御朱印をいただくことができます。
大本堂・不動堂・薬師殿の3種類です。
川崎大師平間寺の御朱印は大本堂と護持志納受付所
大聖不動明王の御朱印は不動堂
薬師如来の御朱印は薬師堂
以上、それぞれの場所で御朱印をいただくことができます。
境内の外で、自動車交通祈祷殿でも御朱印をいただくことができます。
御朱印をいただける場所はこちら!

境内は広いので迷子になりそうですね。
川崎大師:金剛山 金乗院 平間寺の【歴史】

川崎大師として有名ですが、正式名称は金剛山 金乗院 平間寺(こんごうさん きんじょういん へいけんじ)と言います。
宗派は真言宗で、開創は1128年になります。
平間兼乗(ひらまかねのり)という武士が無実の罪により故郷尾張を追われ、この川崎の地に漁猟をなりわいとして暮らしていました。
兼乗は仏教を信仰し、特に弘法大師を崇信していました。
漁で弘法大師の木像を見つけ持ち帰り、きよめて供養したのがはじまりとされています。
後に高野山の尊賢上人(そんけんしょうにん)と力を合わせ、大治3年(1128年)にお寺を建立しました。
御本尊:厄除弘法大師(やくよけこうぼうだいし)
弘法大師とは、真言宗の開祖である空海のことです。
親しみを込めて、『お大師さん』と呼ぶ方もいます。
平安時代に真言宗を開き、今日では14,000件ものお寺で信仰されています。
空海は生前、広く教えを広め人々を救った功績から、死後に【弘法大師】という名前が与えられました。
空海の教え真言密教は、1人1人の人間が現世の迷いから「心の目」を開き、現実の生活の中に仏(目覚めた人間)となることを説いた『即身成仏』の教えです。
【御朱印巡り】川崎大師をレポート!

入口の門・大山門は開創850年の記念として昭和52年に建立されました。
門の四方にいる四天王像は京都・東寺の国宝の四天王を模刻したそう。
東に持国天像(じこくてん)
西に広目天像(こうもくてん)
南に増長天像(ぞうちょうてん)
北に多聞天像(たもんてん)
が奉安されています。


四天王像とパシャリ♪
門の中心には大きな提灯がありました。

参拝の前にお水屋で手と口を清めます。

感染防止対策のため水は出ていませんでした。

献香所(けんこうじょ)の煙で心身を清めます。
煙を身体の悪い部分に当てると良いと言われています。
清め終わったら、大本堂へ!
大本堂で静かに手を合わせて祈願。

祈願し終わり、大本堂の隣にある護持志納受付所で御朱印をいただきました。

他のスポットもいくつか回りました。
経蔵にはお経の本がたくさん置いてありました。


経蔵の天井には『飛天・双龍』の見事な天井画がありました。
『祈りと平和の像』と『八角五重塔』

最後にやすらぎ橋を渡り、川崎大師を後にしました。

おまけ:川崎大師に行ったら食べて欲しい【住吉の久寿餅】

川崎大師を背にし、すぐ左手にある『住吉』の久寿餅は、川崎大師に参拝にきた際にはぜひ食べてもらいたい和菓子です。
『住吉』は大正6年創業の100年程の歴史がある老舗和菓子屋さんです。
川崎大師からすぐ、黄色い看板が目印です。
「久寿餅くずもち」は、13ヶ月もの間発酵させた小麦粉のデンプンを原料としています。
独特の食感と風味があります。
きな粉と黒蜜をたっぷりかけて食べると最高に美味しいです。

添加物が一切入っていないため、賞味期限は購入した日を含め、3日間しかありません。
川崎大師に来た際はぜひ食べてみてください。
住吉公式サイト:https://www.kuzumochi-sumiyoshi.net
【川崎大師】アクセス
住所 | 神奈川県川崎市川崎区大師町4-48 |
受付 時間 | 9:00-16:00 |
駐車場 | あり 無料 普通車700台 大型バス40台 利用時間:8:00-17:00 住所:川崎市川崎区大師河原1-1-1 |
Web サイト | こちら |
最後に

新型コロナウイルスの感染防止対策のため、御朱印を別紙で配っているところが多いですが、川崎大師は御朱印帳に書いてくれました。
感染予防をしっかりしながら、御朱印巡りを続けていきます!

最後までご覧いただきありがとうございました♪
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